象の旅

象の旅
象の旅
ジョゼ・サラマーゴ
木下眞穂
書肆侃侃房
2021年10月6日
31件の記録
  • @inwatermelon_
    2026年5月17日
    16世紀、ポルトガル・リスボンからオーストリア・ウィーンまで、大国間の贈り物として、自らおよそ3000kmの道のりを歩いた象と一行のお話。 文体が非常に独特だった。 ページを埋め尽くす文字、文字、文字。改行は相当の場面転換があった時に留められるから。 地の文と会話は一体的。台詞を表す記号(「」)は用いられず、文章がひたすら句点読点でつながれてゆく。 著者自身もたびたび登場し、くだらないことからくだることまで、当時と現代の橋渡しをするように茶々を入れる。 特異な文章なのに、どうして違和感なく受け入れられるのだろうと思ったら、落語や講談、紙芝居を見ている感覚に近いのかも知れない。プロットと同等かそれ以上に、語り手自身の魅力を受け取る読書体験。 巨大で一見無感情に思える象のソロモンの一挙一動によって周囲の人々の心が揺れ動き、物語が進んでいくさまが面白い。象ってかわいいよね。
  • Shun
    Shun
    @shunkosa
    2026年5月10日
  • のぐち
    のぐち
    @knoguchi
    2026年5月2日
  • 酸菜魚
    酸菜魚
    @suancaiyu
    2026年5月1日
    Podcast「私より先に丁寧に暮らすな」で鵜飼さんが人生イチの好きな本として紹介していて知る。 恥ずかしながらサラマーゴがノーベル文学賞受賞者だとも知らなかった、鵜飼さん、サラマーゴのことを教えてくれてありがとうございます。 16世紀、ポルトガルからオーストリアへ、マクシミリアン二世への贈り物にされた象が旅をする話。 史実に基づいた話だが、これもまたまったく知らず、マクシミリアン二世について調べたり、リスボンからウィーンってめちゃ遠くない?とGoogleマップを見たりした。 象が旅する話なのだけど、象というより象をとりまく人間が面白く描かれていた。象遣いのインド人、スブッロ、キリスト教徒か聞かれたらまあまあです、と答えたり、哲学的なことを言ったり、かといえば象の毛を売りつける商売をやってマクシミリアン二世に嫌われたり、人間味があって面白いヤツ。 セリフもあるのだけど、鉤括弧は一切使われず、地の文に全て書かれる。紙芝居のように、口頭で語られる伝承の文字起こしというとわかりやすい。語り手は著者のサラマーゴ。史料が足りなかったとか、たまに言い訳を入れてくる。 いい本だった。 16世紀のヨーロッパで象がどのように民衆から見られているか、象とともにヨーロッパに渡ってきたインド人は何を思っているのか、貴族・軍人は何を大切にするか、港は汚いこと、そのほかたくさん。 何回か読み返したくなる本かも。今回は図書館で借りたけど、買おうかな。
  • さち
    さち
    @ta_sachi
    2026年4月28日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2026年4月28日
  • うおざ
    うおざ
    @030405coco
    2026年4月25日
  • podcast『上坂あゆ美の私より丁寧に暮らすな』で鵜飼さんが好きな本として紹介
  • 青甲羅
    青甲羅
    @ao_coke
    2026年4月19日
  • マンマイ
    マンマイ
    @36Kiii36
    2026年4月18日
  • 酸菜魚
    酸菜魚
    @suancaiyu
    2026年4月18日
  • そらくま
    そらくま
    @sorakuma
    2026年4月12日
    改行がほとんどなく、会話も「」で区切られることなく…厚さのわりに読了するのにとても時間がかかった。読みやすいとは言えないけど言い回しが面白くてスルスル読めた。時々作者のサラマーゴさんがでてきてユニーク。 ⭐︎…、とにかく男は突然視界から消え失せた。ポン、と消えてなくなったのだ。オノマトペというものは、ときに大変有用である。この男の消滅の過程を委細に語ろうとすれば、十ページは必要だっただろう。ポン。
  • みつば
    みつば
    @mitsuba32829
    2026年1月27日
    カギ括弧が無く、語り手の自我が出ている語り口調…という独特な文章に読みづらさを感じましたが、歴史と当時の人間関係について勉強になりました。 本当にポーランドからオーストリアまで歩いたんだと言う事実に圧倒され…本当にお疲れ様!!と声をかけたいです!!!
  • 熊ぐらたん
    熊ぐらたん
    @kumagura
    2026年1月12日
  • かず
    かず
    @kazu-m
    2025年12月27日
    落語のように一人全役で語り進められる文体で物語は進む。象のソロモン、実はあまり語られないけども一番愛しいと思った。
  • Nonta
    Nonta
    @nonta
    2025年6月12日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年5月7日
  • 読了。 アルプス越え、本当にやったんだ。すごい。 その後も長いで、と地図を見ながら心配していたが、インスブルックからは川を使ったのか。 4トンの象を乗せた船が航行できる大河があったわ、欧州には。せやったせやった。 川の沿岸の都市には記録も残っていたようなので、そこを通ったのは確かなのであろう。 いや、しかし、本当にアルプスを越えたのか〜。 なんでそのルートにしたんだろうなあ。 川を使うならなおさらフランスの平野部を通ればいいのに。 神聖ローマ帝国領ではないからか。オーストリア大公にとって、フランスは領内ではないから通れないってことなんだな。 ソロモン改めスレイマンは、やっぱりかわいかった。 実に愛らしい象であった。 ウィーンに着いてから2年後に死んでしまったなんて。 象は人間よりはるかに長寿って言ってたやん!なのに。 ポルトガルのカタリナ王妃が一日泣いて過ごしたのわかる。 王妃の涙はアルプスの雪より軽いが、それでもこの一文で終わるのは良い。
  • 海路でジェノバへ。 フランス横断するルートかと思いきや、アルプス越えするんか! ハンニバルの逆ルートだ。
  • 16世紀、リスボンからウィーンまで連れてこられた象の物語。 実話に着想を得た小説だけど、語り口のせいかお伽話のような雰囲気である。 ソロモン(象の名前)かわいい。別にかわいい描写は何もないのにかわいい。大人しく運命に従っているからだろうか。
  • Rider21
    Rider21
    @pear_313
    2025年3月29日
  • 白雨
    白雨
    @nocturnalism
    2025年3月7日
  • ばば
    ばば
    @bababa
    2025年1月26日
  • @apolo0908
    2024年9月1日
    行ってみたかった本屋にて購入 気になる本がありすぎて店名になっている本にしました
    象の旅
  • renbo
    renbo
    @renbo
    2023年1月14日
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