言語学的ラップの世界

言語学的ラップの世界
言語学的ラップの世界
しあ
Mummy-D
TKda黒ぶち
川原繁人
晋平太
東京書籍
2023年11月20日
5件の記録
  • ユウキ
    ユウキ
    @sonidori777
    2025年9月11日
    日本語ラップを言語学から読み解く一冊。 母音で踏む韻だけでなく、子音で踏まれる韻の共通点など、言語学だけでなく統計学も駆使して日本語ラップを解析していくのが面白かった。 自分が話す言葉でも舌の動きやリズムを意識するようになってしまった。 また、ヒップホップの歴史、背景なども満遍なく記載があり、入門書としても面白い。 コロナ禍において、現役の名だたるラッパーたちと大学の講義をした記録も読めて良かった。 サイファーで自己開示をするエピソードもあったけど、つながるための術でもあると改めて認識した。 あと、Black Lives Matter運動を熱く語る「社会派Kダブ先生」のエピソードが差し込まれていましたが、なんで今、ああなんですかね……とがっくりきちゃった。。。 排外主義ラップも広がり始めたのすごく怖いんだけど、「ラップはもともと人種差別を受けてきた人々が、抗争をやめ人生を楽しむための文化として発展させてきた」(本文より)んだから、真っ先に抗うべきで、一緒になって煽るのは………ラッパーを名乗るのやめな…………と思った。
  • みんとん
    みんとん
    @mint88
    2025年3月7日
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