極秘に建造された武蔵が進水したとき、涙が溢れた。フィリピンの海に沈んでしまったときは、何日も頭から武蔵が離れなかった。生命を宿した戦艦となっていたから。

うっかりKindleで購入！ → 読了。前半というか、大部分が、前代未聞の巨大不沈戦艦武蔵を建造するための悪戦苦闘が描かれていて、この部分は感動的でさえある。一方、後半は武蔵が実戦に出ていくのだが、まああっさり沈没し人が死ぬ。なんというか凄かった。

著者を父からおすすめされてたまたま店頭に並んでいたこの本を買ったところ、一切興味のない分野なのにすいすい読み進められて驚いたような記憶がある。何年前だっけ。 犠牲ばっかり強いて頑張って最強兵器作ったけど結果は秒殺でした〜っていうあっけらかんさというか、最後に景気良く人が死ぬわ船も沈むわなシーンが最高だった。戦争は最悪です！ 不適切な感想じゃないかこれ