パーカー・パインの事件簿【新訳版】

パーカー・パインの事件簿【新訳版】
パーカー・パインの事件簿【新訳版】
アガサ・クリスティ
山田順子
東京創元社
2021年7月29日
6件の記録
  • 畳
    @hikari_t
    2026年2月28日
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年2月22日
    休暇旅行中に「仕事」を依頼されてしまうパーカー・パインの短編たちも読了。 殺人や誘拐など物騒な事件にも巻き込まれるが、そこでの推理や助言もパーカー・パインらしく機知に富んでいる。 中でも『高価な真珠』の登場人物たちが憎めなくて、真相や動機も、締めくくりも好きだった。 最近は人間模様が描かれたクリスティ作品に惹かれているが、連続して読むとズッシリくるので、パーカー・パイン物の軽妙さはありがたかったし、クリスティはコメディも上手いんだなあとしみじみ。
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年2月21日
    > 「いや、それほどではありません。人間の悩みというのは、だいたい、いくつかの項目に分類できます。病気。退屈。夫の頭痛の種である細君。その逆の」ここでパインは少し間をおいてから先をつづけた。「妻を苦しませる夫」(p95) クリスティがお気に入りだという『不満な夫の事件』、短編集冒頭の『中年の妻の事件』の対になるようなストーリーかつ、コメディ色が強くて楽しかった!
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年2月21日
    『大富豪夫人の事件』、ラストの情景のうつくしさと清々しさよ。 > ミセス・ライマーは背が高く、女性ながら骨格ががっしりしている。容姿はお世辞にも見目麗しいとはいいがたく、ヴェルヴェットの服も、どっしりした毛皮のコートも、その事実をごまかすことはできていない。手は大きく、指の関節がふしくれだっている。顔も大きくて幅広で、じつに血色がいい。黒い髪は流行の髪型だし、帽子には、くるりと巻いたオストリッチの羽根が山ほど飾りつけてある。(p150) 読み終えてから、冒頭のこの描写を思い出し、見比べると感慨深い。 クリスティは人間を巧みに、そしてチャーミングに描くひとだなと、作品を読むたび思う。
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年2月15日
    小学生時代にクリスティ作品ばかり読んでいた頃、パーカー・パインは読んでたっけ?とあやふやなまま手に取り、『中年の妻の事件』を読んでいくうち、おぼろげな記憶がよみがえってきた。 当時、幼い正義感から夫に何だコイツと真正面からキレてたな〜とか、妻の心境はなんとなくわかっても、クロードの言動がよくわからなかったんだよなとか。 今あらためて読むと、夫に対しては愚かよのぅ……という気持ちの方が強かったし、救いようはあるじゃないかと思えたし、クロードの言動も愛らしく感じた。 そして妻が終始、意地悪さからではなく無邪気な朗らかさで楽しんでいるのも微笑ましくて良かったな。物語を通して、彼女の人間的な魅力が伝わってくるのが。
  • ポアロやミス・マープルを読み終えたならパーカーパインはいかがでしょう?私は特に前半にあるお話がすきです。前半はまさしくパーカーパインのお仕事。後半はパーカーパインが旅行先で遭遇するあれこれのお話。という印象。新訳なので読みやすさ◎だと思います。
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