203号室 新装版

203号室 新装版
203号室 新装版
加門七海
光文社
2022年7月13日
6件の記録
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2026年5月29日
    「203号室」で起こる主人公を追い詰めていく怪異を読んでいくなかで、物語と同じタイミングで起こった部屋の軋みに震えたりしながら、その舞台と同じく2階にあるわたしの部屋でも物語のなかで起こる怪異を想像してそれを振り払わずに読み進めていくのはとても怖かった。 と同時に部屋の外、「日常」のなかで怪異による被害や悩みを訴える主人公が周りの人々から向けられる無理解や疑い、真面目に取り合われない態度や嘲笑によって孤立していく様も完全に怖い。こちらは想像というより思い当たる節がある。裏表紙の紹介文にある「著者の自身の実体験も盛り込まれたリアルすぎる恐怖」は、この部分にもかかっているような気もする。 ここでは怪異という他人には特に理解し辛いモノを原因にすることで、そんな世界の寄る辺なさ、人と人の理解されなさ、出来なさが鮮明に浮かび上がってくるけれど、これは怪異を介さないわたしたちの「日常」でも水面下では常に渦巻いていたりするわけで。ああ、やはり世界はままならない。と主人公と同じように非日常と日常の両面から怖がっていた。 怖い本にはその非日常な怪異からくる強烈な恐怖で日常の不安や不満を忘れさせて欲しいんだけど、文学や文芸という大きな括りで見たときに、そこで描かれて欲しいのは世界のままならなさだったりもして。そんな風に考えれば、これはそのふたつが同時に描かれたわたしが読みたかった一冊だった、かもしれない。
    203号室 新装版
  • 弥菓
    弥菓
    @milktea
    2025年8月25日
    部屋にとりこまれる感じなのかな
  • ゆのか
    ゆのか
    @marsgarden
    2025年8月3日
    にーまるさん号室と読んでいたら、にひゃくさん号室でした。
  • ミヤ
    ミヤ
    @Bigsky38_
    1900年1月1日
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