卍(まんじ)他二篇 (中公文庫 た 30-63)

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さとお@satoo_01052026年4月26日読み終わった谷崎潤一郎ブームがきているので購読。大阪弁の口語体な上に踊り字がいくつもあるので多少読みづらさはある。 美しき魔性の女・光子を取り巻く者たちの破滅っぷりがエグい。主人公・園子とその夫を手の平で転がす光子は言うまでもないけれど、彼女の婚約者・綿貫も光子と関わる上での誓約書とか作るのでまともじゃない。 同時収録されている『蘿洞先生』『続蘿洞先生』もかなり強烈なマゾヒズム小説だった。
猫眠@cat_rose2025年12月31日読み終わったいやーこれは……もう、卍だけを読み終わった瞬間、大晦日に読む物ではないな……と少し落ち込んでしまった。日が日なら、落ち込んで何も手につかなかった。(だが、他二篇に大いに助けられた。こちらは個人的にハッピー!!!!!!) 関係図なんかを書いて知人に教えようとしたのだけれど、事細かに書けば書くほど辛すぎて、薦める人を選ぶ本だなとも思った。 美しい女にかき乱されていく、谷崎潤一郎にはよくある物語ではあるものの、これほど残酷に終わる事は無い……。色々見てきたけれどこれは唯一報われないと感じた。 (大体はまあ双方幸せであればね、で終わる気がする) 滅多に居ないかもしれないけれど、まだ読んでない方は、私と同じ辛さ虚しさを味わって欲しい……。何も知らないで読んで欲しいから詳しくは書かない。 くれぐれも、めでたい日には読まないよう。 私の今年最後の本でした。良いお年を。









