名探偵にさよならを 名探偵のままでいて

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彼らは読みつづけた@findareading2026年6月9日読み終わった電子書籍*本の中の読書* 《(お、じ、い、ちゃん) 幼い楓は太鼓を打つように両の拳でノックする。すると中から声がする。 (なんだ楓、眠れないのかい。宿題が終わったのなら、入ってきてもいい。本を読もう) 少しだけ違う言葉が返ってくることもあった。 (宿題が終わってないのなら、入ってきてここでやってもいい。そのあと、本を読もう) 結局はいつも壁を背もたれに祖父の横に並んで座り、本を読むのが常だった。》 — 小西マサテル著『名探偵にさよならを』(2025年9月Kindle版、宝島社)






サブロー@Sub-Low_BOSS2025年12月11日読み終わった感想認知症、安楽椅子探偵シリーズの第3弾!今回も祖父の経験から来るひらめきには終始驚かされます。スタートからゴールまですごい速さで駆け抜ける文体で飽きさせるタイミングがありません。ミステリーらしく少しショッキングなシーンもありますが、最近青春小説をメインで読んでいた私としてはメンタルに来るものも少しはあったが、程度的に、それも含めて楽しむことができた程度でした。 多少ご都合主義過ぎないかと言う展開がないわけではないですが、その説明を安楽椅子探偵である祖父によって補完していることで、多少の非現実感があるのは、私にとってはゴリゴリのミステリーではないと言う印象があり、楽に読めたポイントでもあります。 一人ひとりのキャラクターたちの動きは前作、前々作まで含めて、とても軽快かつ伸びやかな動きをしており、そこでこう来ると言った展開が楽しめます。ミステリーが好きな方であれば、いろいろなミステリー名が本文中に出てくるので、知識を確かめるという意味でも読むのが楽しむのではないでしょうか。 しっかり堪能させていただきました。


















