たいした問題じゃないが
8件の記録
まろ@maro2026年8月26日読み終わったイギリスのエッセイ・コラム集。 先日第2弾を先に読んだので今回第1弾を。 どれもよかったけど、中でもルーカスの『N一字の差』がお気に入り。 とある新聞記事の、bankerとbakerというたった1文字の誤植が生んだ悲劇。 現代でも何気ない一言で炎上して失職ってよく目にするし、むしろ今の方が不寛容になってきているのかも?と思う。 Nが抜けちゃったんだなハハハくらいの笑い話で済ませられる余裕を持ちたいなあ。 表題の「たいした問題じゃない」ことをたいした問題にしてしまう人間のおかしみ、皮肉が詰まっている話だと思った。 あとはリンドの『キャンディー』も好き。 日本人だと駄菓子屋の感覚かな?と思う。 同じことを大人がしてもあの頃の喜びは得られない、でも確かに記憶に残っているのだ。


彩@aya_toto2025年12月14日読み終わったイギリスを代表するエッセイスト四人を集めたコラム集。 ガードナーは正統派でスマートに知的な印象。 ルーカスは料理とか庭とか知識の幅が広くて楽しい。 リンドは自分を上手に卑下してくすりと笑える。 ミルンはひねりの効いたユーモアのセンスが抜群。 上記四人の英文は昔よく大学入試などに出ていたそうです。 翻訳家の行方昭夫さんはまさにリンドの英文を入試問題で解いたらしい。 四人とも自分を少しだけ間抜けに見せたり、しょうもない人間みたいに見せるのが上手くて、だから一般庶民も親しんで読めたのではないかな。 流れるような読みやすい行方昭夫さんの翻訳で読めて幸せでした。





