悪魔祓い (岩波文庫)

5件の記録
本屋lighthouse@books-lighthouse2026年3月5日読み終わったインディオはいっきょに世界の内部に、生命の中心に入る。むろん書物も必要ないし、絵も必要ない。あらゆる人が、みずから書物であり、絵なのだ。(p.151) なにか読み違えている気もするが、自分そのものが芸術なのだという宣言をすることで、おそらく我々は元気になることができる。その芸術は他者からの評価を必要とせずともそこに存在することができる。そういう宣言。






本屋lighthouse@books-lighthouse2026年3月3日読み始めた土曜日の志津でのブックフェス時に購入し、ちまちまと読み始めた。返品不可の、カバーも本文も色褪せはじめた岩波文庫。 コップや鏡や壜、その他のものを手にとる。そしてそれらが声低くつぶやいているものに聞き入る。道路や橋や、空中に立ってじっと動かないクレーンなどを見つめる。すると沈黙は破られて、目を見開かせるような小さな模様や、痕や十字のしるしや文字が不意に現れる。文字は男たちや女たちに告げるのだ、道路も橋もクレーンも生きていると。(p.46) バイト先の本屋にある、実質的に売れ残りと化してすらいる岩波文庫は、私に対してのみ声を発している気がする。





薄荷@peppermint2025年10月29日読み始めた「夢の中の言葉や酔っぱらったときの言葉がそうであるように、沈黙は、いうなれば裏返しにされた言語である。かなたにあって、告発や責任が及ぶことのない言語だ。」 うむ、いい感じ。




