ダイエット幻想

7件の記録
- それでも@soredemo2025年9月6日読むのをやめたわたしにとっては解放ではなく呪いだった。読んではいけない本だった。いつかまた開く日が来るとして、そのときのわたしはいまとは違う人になっていると思う。
- blue-red@blue-red2025年8月24日再読したちくまプリマー新書人類学現代人ならば、ほとんどの人間がやせること・やせたままでいることを何らかの形で意識する時代。そもそも現代人はなぜやせたいと思ってしまうのかという本質的な問いに、承認欲求という問題までさかのぼって、きれいごとでごまかさずに説明しようとしているのが素晴らしい。 “他人に呼びかけられることで自分は初めて存在するという抗えない事実に向き合いながら、他者の声に漂流することのない自分はいかにして実現しうるのか” 若めの女性を想定読者としている本だが、実際のところ、男性も中年も含めた幅広い人たちを射程に収める本だろう。はらだ有彩による挿し絵も魅力的で、本書をやさしく彩っている。