ダイエット幻想
20件の記録
- 蛸足配線@nekoai302026年9月2日読み終わった人間は数値や属性の束ではない。しかし、繰り返し言及されている通り、いまや数字やステイタスを一切考慮せず生きることは不可能だし、社会で健康に生きるにはそれらの明確な指標がある程度は必要だ。問題なのは、適正の範囲を超えて指標に振り回されること。指標はあくまで思考や行動のツールであり、思考や行動の方が指標の奴隷となっては本質を見失う。数や肩書きはわかりやすい喜びをくれる。でもそれが欲しいものの全てになってしまうと、却って快不快の在りどころが見えなくなる。数字や概念を活用しながらも、それらに惑わされず心身の声に耳を傾けることが肝要であり、同時にとても難しい。
積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2026年7月26日かつて読んだやせること、愛されること 『現代社会の「当たり前」の一つは、「あなたらしさ」の賞賛です。しかしこの「あなたらしさ」には罠があり、それは「あなたらしさ」を謳歌するためには、その「あなたらしさ」を他者に承認してもらわねばならないという陥穽です。この罠に陥ると、「あなたらしさ」は、不特定多数の他者を強烈に意識した「〈他者の視線に満たされた〉あなたらしさ」にすり替わります』 2020年1月5日読売新聞 2021年10月30日朝日新聞 書評欄掲載
北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2026年7月4日読み終わった私も常に「痩せたい」「もっとここをこうしたい」と思って、よほどのことがない限りパンやパスタ、麺類、粉物を避けてる勢だけど、その気持ちってどこから来ているのか……としみじみしてしまった。 社会にそう思わせられている可能性、頭の隅でぼんやり気づいてはいたけれど、直視はしないようにしてたんだろうな。



blue-red@blue-red2025年8月24日再読したちくまプリマー新書人類学現代人ならば、ほとんどの人間がやせること・やせたままでいることを何らかの形で意識する時代。そもそも現代人はなぜやせたいと思ってしまうのかという本質的な問いに、承認欲求という問題までさかのぼって、きれいごとでごまかさずに説明しようとしているのが素晴らしい。 “他人に呼びかけられることで自分は初めて存在するという抗えない事実に向き合いながら、他者の声に漂流することのない自分はいかにして実現しうるのか” 若めの女性を想定読者としている本だが、実際のところ、男性も中年も含めた幅広い人たちを射程に収める本だろう。はらだ有彩による挿し絵も魅力的で、本書をやさしく彩っている。























