深読みシェイクスピア(新潮文庫)

深読みシェイクスピア(新潮文庫)
深読みシェイクスピア(新潮文庫)
松岡和子
新潮社
2016年5月1日
2件の記録
  • うゆ
    うゆ
    @otameshi_830
    2026年6月24日
    とてもスリリングで面白い本だった! 松岡和子を小森収がインタビューするかたちだが特に後半は対談に近いものがあった。 実際に役者が舞台の上で観客の前で演じてはじめて成立/完成するのが戯曲であり、シェイクスピアの翻訳は机の上で終わるものではない。稽古場での役者や演出家と共同作業によってどんどん発見され更新され深まってゆくシェイクスピア劇。この瞬間にも、そしてこの先もずっとそれは続いていくのだ。 それにしてもシェイクスピア劇の上演に携わる人々の言葉に対する真摯な態度はまさに「深読み」。一流の音楽家が楽譜をこれでもかと読み込むように、バレエダンサーがひとつひとつの動きの意味を常に自らに問いかけるように、演劇では言葉がすべて。 戯曲は舞台で上演されてはじめて完成するのだな…と読んでいたこの本の末尾の文章には感動すら覚えた。 ー舞台を観ているだけでは得られない感銘、戯曲を読まなければ得られない発見というのは、必ずある。だって、劇は言葉で書かれているのだから。 …これこそ大団円!拍手。 各論も非常に面白く引き込まれました。 蒼井優さんてすごいんだなあ… もっともっといろいろ教えてほしい!松岡さん!!
  • しゅえり
    しゅえり
    @xueliiii
    2026年4月9日
    すごく面白かった!翻訳劇の方が原語よりさらに深く解釈することができる、そんな可能性の素晴らしさ。翻訳者はじめ演出家や俳優たちが掘り下げ続け、現代でも古びないシェイクスピアの言葉があると示す道筋が感動的だった。
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