世界一やさしい依存症入門

7件の記録
- さとう@satoshio2025年7月2日読み終わった借りてきた14歳向けだからとても易しくて、今の私にはぴったりの読みやすさだった。特に「孤立」と「孤独」についてのところが印象に残った。 「今よりもう少しがんばるため」ではなく、だるくて体が動かないのを何とかするため、つまり「元の自分に戻るため」に使うようになります。 僕はここまで、依存症の背景として「孤立」という言葉を使っていました。困ったときに頼れる人がいないのなら、それは孤立している状態です。でも、ときには人に頼るけど、ときには一人で考えたいというなら、それは「孤独」です。孤独は、悪くないものです。自分を取り巻く人間関係から少し離れ、一人の時間を持ち、思索する。そして再び関係の中へ戻っていく。そうやって人とのつながりと孤独とを行き来しながら生きていくことは、知性であり教養だと思います。