あちらにいる鬼

あちらにいる鬼
あちらにいる鬼
井上荒野
朝日新聞出版
2019年2月7日
2件の記録
  • 少し前に映画化で話題になり、読んでみたかった本。連休中に。1人の作家を巡り、その妻と元恋人が誰に伝えるでない思いを吐露する。 著者が娘であることに、帯に元恋人が賛辞を寄せることに、驚く。ただ、他の誰にも書けなかっただろう、寄せられなかっただろう、とも思う。 どうしようもないことがわかるのに、読み進めてしまう。 「愛が、人に正しいことだけをさせるものであればいいのに。それとも自分ではどうしようもなく間違った道を歩くしかなくなったとき、わたしたちは愛という言葉を持ち出すのか。」
  • まみ
    @mami2025
    1900年1月1日
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