小説書きたいなーでも小説ってそもそも何？と思って読んでみた。読んでますますわからなくなったような、少しわかったような。

出てくる本出てくる本みんな読みたくなって困る。ほんとは困ってない。嬉しい。

「台所の停戦」という短編がおそろしくよかった。繰り返される母と娘の歴史、その一部を終わらせようとする意思。

何度読んだかわからないくらい読んでる。

「あのころは何て幸せだったのかしら！　何て自由だったのかしら！　何て希望に充ちていたのかしら！　何ていっぱい夢があったのかしら！　いまはもう何も残ってやしない！」

面白かった。 暑い時にお酒を飲みすぎて熱中症気味になったことがあるので、お酒で水分も摂れるなんて夢のようだなと思った。慣れってすごい。