

ちこたん
@chicotan_chicolate
本は読むのも積むのも好きです。
- 2025年9月20日
- 2025年9月13日遠い山なみの光〔新版〕 (ハヤカワepi文庫)カズオ・イシグロ,小野寺健読み終わった@ 電車登場人物の会話が噛み合わず、何もかもが淡い幕を隔てているように感じました。 後戻りできないからこそ、思い出は美しくなってしまうのかも知れません。 そうしなければ現実に立ち向かえず、変化に適応できず、つまりは生きられなかったのだと思います。
- 2025年9月10日ヒバクシャの心の傷を追って中澤正夫読み終わった買った@ 電車遅めの夏休み旅行。広島へ移動中に読了です。凄惨過ぎる物事は見えても記憶から抜け落ちる。証言のひとつひとつが重かったけれど、このタイミングで読めて良かった。元々は終戦(投下とも言い換えられる、)60年で出版されたものの文庫化。今年は終戦80年であることに愕然とする。残された時間を思い、どのような形で後世に引き継ぐのか考えなければ、と思う。
- 2025年7月5日
- 2025年7月5日
- 2025年6月13日
- 2025年6月8日急に具合が悪くなる宮野真生子,磯野真穂借りてきた読み終わったReadsで話題になっていたので (映画になるのですか) これもひとつの出会いですよね。 これまでの出会いを思い浮かべながら読みました。 約束、信頼、ラインを描く… 自分の足元が覚束なくなるときに、存在が薄まってしまいそうなときに、理不尽さに叫びたくなるときに、きっと手を伸ばす本になると思いました。
- 2025年5月23日
- 2025年5月23日御菓子丸の菓子杉山早陽子,藤田周借りてきた読み終わった@ 自宅鉱物の実、というお菓子の写真をどこかで見かけて気になっていた本。どのお菓子も考え抜かれ丁寧に作られていることがわかります。装丁もたいへんに美しいです。 いつか食べてみたい…。
- 2025年5月23日国宝 下 花道篇吉田修一借りてきた読み終わった飛び抜けた才能と裏打ちされた努力に言葉を失う。読み終わってもしばらく動くことができなかった。ひたすら凄まじい。そして美しい。 映画ではどんなふうに再現されるのだろう。 「自分はちゃんとからっぽになれているだろうか」
- 2025年5月18日国宝 上 青春篇吉田修一借りてきた読み終わった@ 自宅独特な語りに読み始めだけ驚くが、語りに慣れればページをめくる手が止まらない。 任侠の世界から歌舞伎の世界へ、芸の才能を武器に生き抜く主人公の一代記。時代設定はリアルなので現実かと勘違いしてしまうことが時々ある。
- 2025年5月17日
- 2025年5月17日
- 2025年5月17日西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集梨木香歩読みたい
- 2025年5月17日
- 2025年5月12日パンといっぴき桑原奈津子借りてきた読み終わった美味しそうなパンと、なんとも味わいのあるいっぴき。パンといっぴきとの朝ご飯の風景が抱きしめたくなるほどいとおしい。 たまに、パンでないときと、いっぴきでないときがある。それもまた良い。 著者は料理研究家。少し前の本ですが、パンのショップリストとレシピもついていて、お得です。 いっぴき、ことキップルさんは元保護犬。キップルさんは数年前に虹の橋を渡ったようだ。それも含め、きっと安心ってこういうことなんだ、とわかる1冊でもあります。
- 2025年5月7日傷の声齋藤塔子気になる
- 2025年5月6日起こらなかった世界についての物語三浦丈典気になる
- 2025年5月6日センセイの鞄川上弘美借りてきた読み終わった@ 自宅センセイの言葉遣いに、ツキコさんとの距離感に、2人の心の揺れ動きに、情景や料理の美味しそうな様子に、ただただ惹かれる一冊でした。 これぞ大人の恋愛。20数年前ではきっと色々がわからなかった。この本については、読もう読もうと月日を重ねたことが、かえって良かったかも知れません。
- 2025年5月5日あちらにいる鬼井上荒野借りてきた読み終わった@ 自宅少し前に映画化で話題になり、読んでみたかった本。連休中に。1人の作家を巡り、その妻と元恋人が誰に伝えるでない思いを吐露する。 著者が娘であることに、帯に元恋人が賛辞を寄せることに、驚く。ただ、他の誰にも書けなかっただろう、寄せられなかっただろう、とも思う。 どうしようもないことがわかるのに、読み進めてしまう。 「愛が、人に正しいことだけをさせるものであればいいのに。それとも自分ではどうしようもなく間違った道を歩くしかなくなったとき、わたしたちは愛という言葉を持ち出すのか。」
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