異形のヒグマ OSO18を創り出したもの

31件の記録
- 三宅凛太郎@yuio_45222025年9月26日読み終わったそのニュースを私は知らなかった。 常識がないのは飯田さんだけではありません。 今も話題になっている、動物との関わり方。 その一つの理由が書いてあった。
- ねむきち@ss04122025年9月3日読み終わった積読ちゃんねるの紹介より、興味をもっていたところ地元の書店で発見し購入。 冒頭でOSO18の異常さが語られ、かと思えばひっくりかえり、新たな謎が出てくる。読者を最後の最後まで引っ張ってくれる。 関係する人々との会話やヒグマの足跡を追っていく過程が臨場感たっぷりに描かれていて、ページを捲る手が止まらなかった。 自然と共に生きる人々の見ている世界が、山と隔たりのある場所に住んでいる自分と全然違っていて、しなやかですごいと思った。
- 文箱@hubaco2025年8月20日読み終わった川端裕人さんの本を読んだおかげで絶滅種とか人間が生態系に与える影響とかを考えるようになってきた。OSO18が不幸なクマだという終盤の言葉は心に響いた。彼(?)を不幸に追いやった因果関係の壮大な巡りについて人類はもっと自覚しなければならない。「自然を守る」って全然シンプルな概念ではない。今夏またヒグマ被害が大きな話題になっているけど、この本の問題提起は重大だ。
- はぐらうり@hagurauri-books2025年4月18日読み終わった読むきっかけが何だったか覚えていない。OSO18捕獲までのノンフィクション。 その名前は知っていたけれど、遠い世界の話で対岸の火事ではあった。結末がどうかも気にしていなかった。 人間と自然とのかかわりの問題。ヒグマだけじゃなくて、捕鯨とかビーガン的なものとかも。文明は後戻りできないので共生の道をひたすら探るしかない、かなと思う。 "人間がつくってしまったクマだから。すっかりつくり上げてしまった──"(第12章)
- たなぱんだ@tanapanda2025年3月2日読み終わった感想ヒグマ「OSO18」の騒動を追ったNHK記者によるノンフィクション。 類書の『OSO18を追え』に比べると現場の臨場感は控えめだけど、被害酪農家や研究者など、多方面への取材が充実していて、事件をより客観的に捉えられるのが特徴。 「OSO18って結局、何だったの?」という全体像を知りたいなら、この本か『OSO18を追え』のどちらか一冊を読めば十分。どちらの本を選ぶかは「主観的な臨場感 vs 報道的な多面性」の間の好み。ちなみに両方読むと、著者同士がお互いの本に登場するので、ちょっとエモい。