異形のヒグマ OSO18を創り出したもの

9件の記録
- はぐらうり@hagurauri-books2025年4月18日読み終わった読むきっかけが何だったか覚えていない。OSO18捕獲までのノンフィクション。 その名前は知っていたけれど、遠い世界の話で対岸の火事ではあった。結末がどうかも気にしていなかった。 人間と自然とのかかわりの問題。ヒグマだけじゃなくて、捕鯨とかビーガン的なものとかも。文明は後戻りできないので共生の道をひたすら探るしかない、かなと思う。 "人間がつくってしまったクマだから。すっかりつくり上げてしまった──"(第12章)
- たなぱんだ@tanapanda2025年3月2日読み終わった感想ヒグマ「OSO18」の騒動を追ったNHK記者によるノンフィクション。 類書の『OSO18を追え』に比べると現場の臨場感は控えめだけど、被害酪農家や研究者など、多方面への取材が充実していて、事件をより客観的に捉えられるのが特徴。 「OSO18って結局、何だったの?」という全体像を知りたいなら、この本か『OSO18を追え』のどちらか一冊を読めば十分。どちらの本を選ぶかは「主観的な臨場感 vs 報道的な多面性」の間の好み。ちなみに両方読むと、著者同士がお互いの本に登場するので、ちょっとエモい。