異形のヒグマ OSO18を創り出したもの
53件の記録
食いしん坊ちぇりぃ@yummyyummycherry2026年9月21日読み終わった牧場で牛を次々と襲い、北海道庁が捕獲対応推進本部を立ち上げ、特定個体にコードネームを付与するまでの存在になったヒグマ・OSO18。被害と捕獲の試み、失敗、そして呆気ない最期までをNHKディレクターが追ったドキュメンタリー。 ディレクターがカメラにおさめたかった画、そして私も読み進める中で期待していたのは、現役最強のヒグマハンターが華麗なチームプレイで巻き狩りをしてOSO18を仕留めるクライマックス。でも現実はそんな期待通りには行かず。 OSO18は最後、本来手順には沿わない捕獲プロセスで仕留められ、情報が共有されないまま解体され、捕獲が公知の事実となったのはその死から3週間も経ってからだった。解体された肉は東京のレストランで提供されてジビエ愛好家たちに食べられていたという。 でも、そこで終わらない、この本の山場はOSO18に魅了されてその謎を解き明かしたい熱意を持った著者たちが、堆肥場にあるエゾシカの骨と皮の山からOSO18の骨を自力で探し出したシーン。小学校の体育館サイズに押し込められ3mほどに高く積まれた腐った死骸の山をひたすら選り分けて見つけ出す。北海道総研も諦めたこの作業をディレクターが執念で完遂したことで、研究者による分析が可能になり、OSO18の著しく肉食に傾いた特異な食性が明らかになった。食性のせいで年齢の割に身体が弱り、縄張り争いに負けてハンターたちの想定外のエリアまで移動、牧草地をヨロヨロしていたところで駆除されたとみられる、ということみたい。 美味しいものに執着して若い頃から暴飲暴食を繰り返し、消化機能が衰えてきたのを感じている私としては、OSO18に自分を見た気がする。読み終わってすぐ本の内容とともに、そう家族に熱弁したら今家でOSOって呼ばれてる。。。



ふくちょ@fukucho2026年9月13日読み終わった借りてきた数年前に話題になったヒグマ、OSO18を追ったドキュメンタリー。 謎の怪物を追っていたと思いきや、人間の業を突きつけられる。 本当の怪物は…。 OSO18のことを聞いたことがある人にはぜひ読んでほしい一冊。ただのセンセーショナルなニュースとして消費するだけでは、いけない。





- 河津@kawazu2026年9月3日読み終わったネタバレありYouTube積読チャンネルで紹介されていて、気になっていた本。 OSO-18と呼ばれたヒグマの本当の姿が段々とわかってくる展開もさることながら、著者であるNHKの方とハンターさんとの不和などもリアルに描かれている所も良かった。ハンターさんの反感を買ってしまうのも仕方がないと思いながら読み進めつつも、著者が必死に取材しようとする姿や、執念で骨を探し当てるところにぐっと来た。OSO-18の生涯を想像でまとめた最後は切ない。 この本を手に取った私も、恐らく興味本位でレストランへいって「美味しかった」と笑う客の立場だったと思う。怪物を作り上げる側の人間だったと思う。

黒沼水蓮@kuronumasuiren2026年4月28日読み終わったNHKドキュメンタリーの書籍化。番組のメイキングのような側面もあり興味深かった。 取材班と現地のひとびととの微妙な温度差とか隠さずに記していることに好感が持てる。

Tama^2@Quo_vadis2026年4月25日読み始めた面白そうなのでこうにゅうして積んでいた本。ある行旅シボウ人の物語を読んだことで、モチベが上がったので読み始めた?取材記としては二冊目、楽しみです。
utautomo@timeescape2026年3月23日読み終わった図書館で借りたOSO18というヒグマが話題になっていたこと、捕獲されて東京のジビエ料理の店で食べられたこと、それくらいの知識しかないまま読み始めた。 印象的だったのは、牧場主やハンターたちはヒグマに対して、畏怖の念を持っており、“先に住んでいたのは熊たちで自分たちは後からやって来た者だから”というようなことを言っていたこと。 北海道のような雄大な自然の中で暮らしていると、人間も自然の一部であり、動物であるということを感じるのだろうなと思った。 自然と人間の関係について考えさせられる内容だった。









- 三宅凛太郎@yuio_45222025年9月26日読み終わったそのニュースを私は知らなかった。 常識がないのは飯田さんだけではありません。 今も話題になっている、動物との関わり方。 その一つの理由が書いてあった。
ねむきち@ss04122025年9月3日読み終わった積読ちゃんねるの紹介より、興味をもっていたところ地元の書店で発見し購入。 冒頭でOSO18の異常さが語られ、かと思えばひっくりかえり、新たな謎が出てくる。読者を最後の最後まで引っ張ってくれる。 関係する人々との会話やヒグマの足跡を追っていく過程が臨場感たっぷりに描かれていて、ページを捲る手が止まらなかった。 自然と共に生きる人々の見ている世界が、山と隔たりのある場所に住んでいる自分と全然違っていて、しなやかですごいと思った。


文箱@hubaco2025年8月20日読み終わった川端裕人さんの本を読んだおかげで絶滅種とか人間が生態系に与える影響とかを考えるようになってきた。OSO18が不幸なクマだという終盤の言葉は心に響いた。彼(?)を不幸に追いやった因果関係の壮大な巡りについて人類はもっと自覚しなければならない。「自然を守る」って全然シンプルな概念ではない。今夏またヒグマ被害が大きな話題になっているけど、この本の問題提起は重大だ。

はぐらうり@hagurauri-books2025年4月18日読み終わった読むきっかけが何だったか覚えていない。OSO18捕獲までのノンフィクション。 その名前は知っていたけれど、遠い世界の話で対岸の火事ではあった。結末がどうかも気にしていなかった。 人間と自然とのかかわりの問題。ヒグマだけじゃなくて、捕鯨とかビーガン的なものとかも。文明は後戻りできないので共生の道をひたすら探るしかない、かなと思う。 "人間がつくってしまったクマだから。すっかりつくり上げてしまった──"(第12章)

たなぱんだ@tanapanda2025年3月2日読み終わった感想ヒグマ「OSO18」の騒動を追ったNHK記者によるノンフィクション。 類書の『OSO18を追え』に比べると現場の臨場感は控えめだけど、被害酪農家や研究者など、多方面への取材が充実していて、事件をより客観的に捉えられるのが特徴。 「OSO18って結局、何だったの?」という全体像を知りたいなら、この本か『OSO18を追え』のどちらか一冊を読めば十分。どちらの本を選ぶかは「主観的な臨場感 vs 報道的な多面性」の間の好み。ちなみに両方読むと、著者同士がお互いの本に登場するので、ちょっとエモい。






































