はじめからその話をすればよかった (実業之日本社文庫)

8件の記録
あおい@booklover_aoi2026年6月21日読み終わったKindle Unlimited積読消化Kindleのおすすめに出てきたので読んだ本。 宮下奈都さんの視点から綴られる言葉が好きだなと改めて感じました。 ただ、エッセイと短編が混在してるのが、脳みその切り替えにちょっと時間がかかって読みにくいと感じました…。 エッセイはエッセイの読み方、小説は小説の読み方が自分にはあるんだという再確認になりましたが。 「いい小説には答ではなく、問いがある。」 これは同意でした。 考えさせられる小説は心に残るし、影響を受けるものだと思います。 「「わからない」は「わかりたい」につながっていく。わかろうと思う気持ちには馬力がある。ゆっくり考えればいいと思う。ちょっと話を聞いてパッとわかってしまうことにそんなに大きな意味はないと思うから。」 すぐネットで調べたことってすぐ忘れるんですよね…。 自分なりに仮説立てたりしてから調べた方が、その仮説が合っててもそうでなくても理解が深まるなと思います。 子どもの頃は想像力がより豊かだから、たくさん自分の頭で考えて、自分の力で何かしらの答えを導き出す経験をできるといいんだろうなと思います。 私、小学校4年生くらいの時に宇宙に興味があって毎晩寝る前に考えてたんですけど、ある夜「わかった!」って思った時にものすごい達成感を感じたんですよね。 今となっては何がわかったのか全然覚えてないし、多分その導き出した答えは間違ってると思うんですが、自分でずーっと考え続けてたことがわかった時の達成感、爽快感はとてもよく覚えてます。 あれは誰かから与えられた答えじゃ得られなかった体験だと思います。 子育てしながらの執筆活動を楽しんでいる宮下さん、これからも書き続けてほしいなと思います。



