斜陽

42件の記録
- Okada@tokdtr2026年1月2日読み終わった解説によるとかず子の恋とマルクス革命への情熱は、同じ語彙で並置される。そこでは革命は社会変革の理想というより、恋と並列な救済幻想として描かれ、 革命思想を人間の私的な救われたい欲望の変奏として相対化することによるマルクス理論の批判だと捉えられる。 息子の薬物中毒もその延長線上に置かれる。作品中の恋、革命、麻薬はすべて、戦後の空白のなかで短絡的な救済装置として同列に描かれている。 太宰は金銭的に非常に恵まれた環境に生まれ育っていたようだ。 もし太宰治にお会いできたらきっと温和で上品な方なのだろうと想像する



- あきこ@akikot322025年8月13日読み終わった読んだ動機 齋藤孝「読書力」より 引用 4 (かず子の手紙) 「少しでもほめられた事は、一生わすれません。覚えていたほうが、たのしいもの」 ーかず子の言葉 感想 上流階級の没落、滅びゆく人々の物語。しかしながら明るさがある。主人公の生命力がそれを感じさせる。
K.T.@koduti9482025年4月7日読み終わった全く違う境遇にあるように見えて実は同じ境遇にあった2人。その2人の人生、行末を通して「人間は、みな、同じものだ」という今でこそ当たり前となってしまった価値観に一石を投じる作品。 「人をいやしめると同時に、みずからをもいやしめ、何のプライドも無く、あらゆる努力を放棄せしめる言葉」
ごまきのこ@Takenokonoko3842025年3月20日読み終わったSNSで見かけて買ったような気がする。桜の園もセットで読んだが、斜陽は貴族が地位を失った後没落していく様子がメインなのかな。登場人物も少なくて分かりやすい。新しい価値観についていけない人もいれば、貴族を脱して泥臭く生きていけそうな人もいて、ずっと死の雰囲気が漂っているが、最後は少し希望を感じた。登場人物のモデルは誰なのかとか、ビハインドを調べると面白い。

🦈@Lore_Link2024年3月1日かつて読んだロケーション701 コスチウムは、空の色との調和を考えなければならぬものだという大事なことを知らなかったのだ。 ロケーション822 学問とは、虚栄の別名である。人間が人間でなくなろうとする努力である。 ロケーション1220 「面白い言葉ね。札つきなら、かえって安全でいいじゃないの。鈴を首にさげている子猫みたいで可愛らしいくらい。札のついていない不良が、こわいんです」 ロケーション2081 人間は、自由に生きる権利を持っていると同時に、いつでも勝手に死ねる権利も持っているのだけれども、しかし、「母」の生きているあいだは、その死の権利は留保されなければならないと僕は考えているんです。それは同時に、「母」をも殺してしまう事になるのですから。
- my@my05011900年1月1日読み終わったずっとジメジメしている。 私の感じ方が甘いのかと皆の感想も読んでみたが、「へーそうなんだ」でそれ以上でもそれ以下でもない。 女の語りが良いらしいが、主人公とお母さんの間にある感情が全く共感出来なかったのが残念だった。相思相愛以上になんだか依存しすぎでは?あと直哉の遺書めっちゃ長いと思う。
























