苦手から始める作文教室
37件の記録
句読点@books_qutoten2026年2月17日図書館で一気読み。 小説家の津村さんが一から一緒に作文の書き方を教えてくれる。日々エッセイという作文の仕事もこなす津村さんだからこその実践的な内容でいろいろメモしたいことばかり。 小説家だから作文が得意というわけではなく、いつもすらすら書けたらいいのにと思いながら仕事をしているという。 津村さんはとにかくよくメモを取るそうである。 テレビで見かけたらレシピから、その日やることリストやら、天気のことやら、気になったニュース、部屋に小蝿が飛んでいること、などなんでも。その場でメモをしなければすぐに忘れてしまうようなことをメモしているという。そしてこのメモがなければ、津村さんは小説の仕事も、エッセイの仕事も全くできなくなるだろうという。 以下印象に残っている文章を引用。 書くことで、自分を支える。 自分もなるべくメモを取るようにしていきたい。 "自分の考えたことを書き留める行動は、自分という人間を内側から支えることにつながります。それは、自立という状態にもつながってます。その状態は、いつもいつも誰かにそばにいてもらって話を聞いてもらったり、話を整理してもらったり、話をほめてもらったり、話をほめてもらえないからといって怒ったり悲しんだりすることをせずにいられる状態でもあります。" p.47 「第4章 メモを取ろう」より。 "見栄を張れることも文章のよいところではありますが、文章を書くことは、さえない「本当のこと」「普通のこと」をみがいて光らせることも可能にします。さえない「本当のこと」「普通のこと」が光って見えるということは、「本当のこと」「普通のこと」であっても「それでいいんだ」と思えることでもあります。わたしは文章を書くことを通して、「普通のこと」も本当であればそれほど悪くないんだと思えるようになりました。" p.73「第6章 伝わる文章ってどんなもの?」より。
なかちきか@susie_may41412026年1月26日読み終わった子ども向けの本と侮るなかれ。文章を書きたいと思う人への励ましと小さいが役に立つ実践アイディアに満ち満ちた一冊。津村さんが好きで良かった。 ちなみに、メモも感想も書きまくるのが良いが、メモは人に見せるものではないとのこと。Readsとは別のメモが必要。



- ムジカペッコリーノ@musica1302026年1月4日読み終わった作文の苦手な中1娘に購入。あげる前に自分でも読んでみた。私は、この著者の小説は好きでエッセイはそうでもないことが多いのだが、この本は好き。面白いし、本当に作文を書く時の参考になると思う。なるんじゃないかな。してほしい。


橋本吉央@yoshichiha2025年4月22日読み終わった作家の文章論が好き。 津村記久子さんの小説は読んだことがなかったが、本書の文体のとにかく飾らない、フラットな感じが好き。おやつのうまい棒やプライベートブランドの話、みたいな超卑近な話をさらりとしたりとか、こうすべきである、という偉ぶった感じが全くない感じとか。文体について、ある人のものを真似ている、と本文中にあったが、誰のものなのか、気になるなあ。 「作文」に対してのスタンスも、ものすごくあっさり淡々としている。芥川賞作家が「書きたいとも思わない」とさらりと言ってのける、意外な感じ。純文学の作家は、何かを書くこと、物語を書くことへのオブセッションのようなものがあるのではと勝手に思っていたけれど、そうでもないのか。まあそれはそうか。 文章を書くことが内省とセルフマネジメント、自立につながるという考え方は良いなと思った。ジャーナリング的なオフロードではなく、自分自身を客観視するきっかけとしての文章。辛いことも、文章にする、自分の外側に出してみることで「まぬけ」化できてちょっと楽になる、という考え方。想定読者である若い人たちにも伝わると良いなと思った。 メモの取り方も、比較的スタンダードなものだと思うけれど、活躍している作家さんのやり方を知ることができるのは興味深かった。


amy@note_15812025年3月14日かつて読んだ感想私は「しずかなインターネット」という文章投稿サービスを使っており、日記というか雑記というかそういったものを投稿している 文章を何かしら毎日書くようにしたいと思っているため、可能な限り毎日投稿するようにしているのだけど 書くことがねえ!とか書いたけどなんかなーということも多かったのでそういう文章を書くことに関する本を読みたくて色々と探したらこの本にたどりついた 文章に関する本というと小説などの創作に関する技術のことを書いている本が多く、 またネットに文章を上げることに関してもアフェリエイトで稼ぐ!みたいなものが多くて、いや、そういう方向性じゃない…っていうものが多かった これは作文とあるけれど、エッセイや日記などにも活かせると思う。書き出しや何を書くか、どう書くか、考えたことを留め置くためにメモを取るコツなんかも平易に解説してくれている もともと10代向けのシリーズの1冊なので、ちょっとだけ自分の文章をブラッシュアップさせたいぐらいの温度感の人には合っていると思う







































