普天を我が手に 第三部
26件の記録
読書日和@miou-books2026年8月22日読み終わった人間ドラマを通して、昭和を学べる傑作だと思う。 戦後の昭和史って、学校の授業では時間が足りないせいか、飛ばし飛ばしで終わってしまって、大人になってから少しずつ理解したり、学び直したりしている。この本を読んでいても、「ああ、あの事件はこういうことだったのか」「この話はあの事件につながるのか」「こんな見方もあったのか」と、知っているつもりだった出来事を改めて考えさせられることが多かった。 歴史の教科書では出来事として通り過ぎてしまうことが、人間の欲や執念、嫉妬や野心、そして「こうしたい」という思いを持った人たちの物語として描かれることで、昭和という時代がずっと身近に感じられた。 読みながら、日本の高校生以上はみんな一度くらい読んでみてもいいんじゃないか、とまで思った。 「日本人は人の足を引っ張ることに熱中する民族なのである」 痛い。でも、わかる……と思ってしまった。 昭和から数えて100年目の今、そろそろ人の足を引っ張ることより、誰かのやりたいことを応援するほうに熱中する時代になってほしいなぁ、なんて思ったり。 ラストは意外だったような、でもある意味、なるべくしてそうなったのかな、という気持ちもしつつ。 時代や周りの人に振り回されることはあっても、自分が何をしたいのかを見失わず、まっすぐ進もうとする人は強い。 読み終えて、そんな当たり前のようで難しいことを、この四人から教えてもらった気がする。 そして、昭和の終わり頃の空気が、なんとなく今の時代と重なって見えたのも印象に残った。 長かったけれど、読んでよかった。昭和をもう一度、別の角度から学び直したような三部作でした。


875@yameptoasobo2026年7月20日読み終わった第二部から空いてしまったが読み終わった。 もっともっと、ずっと、長く、少しずつ読んでいたいような小説だった。 登場人物それぞれの人生をもっとみていたい。 昭和史実に則ったストーリー展開なので、読みながら史実を調べたりしていると、勉強不足を痛感しつつ、現在は100年前(実際は100年どころじゃないけど、、)からの地続きだと思い知らされた。 日本の近現代史は戦争前後で分けられることは当たり前であったが、その当たり前を痛感した。分けざるを得ない。大きすぎる分岐点なのだと。 戦後のカオスから今があった、ものすごく変化のある100年であったが、良くも悪くも100年たっても変わらないものは変わらないんだな感じる。 夏本番を感じる今日この頃、毎年この時期になると戦争に思いを馳せざるを得ないが、今を作ってくれた先人たちを知らずに過ごすのは恥ずかしいので、自分なりに色々勉強しようと思った。 読んでよかった〜〜〜
charoko@Reads19702026年6月11日読み終わった昭和元年から平成が始まるまでの物語。読み応えあったわぁ。 右とか左とかどの立場にも肩入れしていない物語ってなかなかないよね。 そういうところも奥田英朗さんの好きなところだ。
ごきげんなしめじ@gokigen_shimeji2026年4月25日読み終わったついに三部作全て読み終えたー! この巻は3冊の中では1番展開が早いかな?と思った。まぁ戦後から昭和ラストまでの約40年くらいを駆け足でやってるからなぁ、、、 登場人物みんな政治家になってたのは笑っちゃった、最後の総裁選挙もドラマだなぁ、、、って感じ。 どれも面白かったけど個人的に第2部が1番面白かったなぁ。文庫本が出たら絶対全巻買う!
K4@K4553382026年4月10日読み終わった三部連続読書📖読了。 今まで第二次世界大戦や昭和の出来事に興味を持っていませんでしたがこの本に出会い『歴史』に興味を持つ事が出来ました。 面白く夢中になり読み進める事が出来ましたが歴史や時代背景を知っていればなお楽しめる作品だと思います。
耕太郎@Forester_7272026年3月14日感想三部作を読み切って、昭和を一気に駆け抜けた感じだ。改めて、昭和という時代が激動だったと思わされた。 第三部は、主人公が中心だということもあり?、物語の広がりが感じられないようにも思えたが、面白く読めた。

おとわ@otty12112025年12月26日読み終わった感想この第三部が昭和100年12月25日の一週間前に発売となるセクシーさ。 そうか、今日は昭和が誕生して100年という誕生日だったか。 本当は先週末に読み終える気満々だったのだけど、なかなか読書時間を割くことができずズルズルと一週間。 運命だったんだな。 昭和を辿る物語、あっぱれでした。 戦争への足音からバブル期まで。 彼らが生きた60年のなんと濃いことか。 少しずつ私の知る昭和に近づいてきてることが感慨深く、そして誰がモデルになってるのか、どの事件をモデルにしてるのか調べつつ、なんと今まで無頓着に生きてきたかを思い知りました。 すーーーーごい良かった。 面白かった。 普天を我が手に。 響きの強さはあるけど、最後のラストスパートはまさしく「普天を我が手に」。 第二部では青かった青年たちが、国の中心となっていく様。 日本の動向に、志郎、四郎、ノラ、満の影響力が重なって大きな昭和の物語を作ってく。 素晴らしい。 このタイミングで読めた私は本当にラッキーだったと思う。 あの時に本屋で一目惚れして良かった。 —————————————— もしかして日本人は、自立するより何かに従属する方が心地よい民族なのではないか。 凌辱された記憶は百年消えない。この先も沖縄は、反米の島として続くのだ。 戦後の教育が、戦争で悲惨な思いをした自国民にばかり焦点を当てたせいで、日本人は世界で何が起きたか知らない。






















