王への手紙 下

5件の記録
- 07@cocoa0072025年11月12日読み終わった王道の冒険小説。 騎士の叙勲式の前日、少年たちは一晩中礼拝堂で祈りを捧げなければいけない。儀式を途中でやめてしまった者は騎士になれない。それなのに主人公ティウリは、窓の外から助けを乞う声がするのに気づいてしまった…。 騎士道精神を貫くためには、騎士になるのを諦めなければいけない。自分が運ぶ手紙の内容がどんなものなのかわからなくても、命を賭けなくてはならない。ティウリはそれでも潔く、信念を持って使命を果たしていく。 旅の途中でティウリを助けてくれる人物たちが、全員個性的で魅力的。 こんなに気持ちの良い王道ストーリーを読んだのは久しぶり。やっぱり児童書は侮れない。






