

まく
@maku
絵本・児童文学・YA文学・翻訳小説・ファンタジー・海外ロマンスが好きです。
- 2025年10月10日ストーンサークルの殺人M・W・クレイヴン,東野さやか読み終わった久々に読む海外ミステリーなのことと残虐な連続殺人に慄き、自分に合うのか、読めるか?と身構えてしまったがそこはさすが話題作!ストーリーに入り込んで存分に楽しめた。 ティリーとポーの友情がいいなぁ。 真相は苦味が残る…でも苦さがあるのは嫌いじゃない。
- 2025年10月8日口福のレシピ原田ひ香読み終わった主人公・留希子は実家が料理学園で、その学園が嫌で距離を置いていて家族と衝突もするのだが、学園の歴史にはある女性の努力があったことが分かってくる。 仕事として献立考えるのは大変そうだけど料理がどれも美味しそうだった。特に生姜焼きが食べたくなった。
- 2025年10月3日一橋桐子(76)の犯罪日記原田ひ香読み終わった生活の不安は尽きず、桐子からは悲壮感が伝わってくる。切実な理由で犯罪をしてでも何とか生きていこうとする姿は逞しい。 若い人と友達になって孤独でもなく、なんだか上手くいきすぎな気がしたが救いがあってよかった。 やはり何でも人間性がものを言うのか…としみじみ思う。
- 2025年9月29日海辺の町の怪事件 (ステラ・モンゴメリーの冒険 1)ジュディス・ロッセル読み終わった退屈な日々が一変し、事件に巻き込まれたステラの冒険は緊迫感があって、古い地図帳や奇術師や不思議な力など興味をそそられた要素がたくさん! 彼女が自分のルーツを探る今後の展開が気になる。(全3部作) 著者が描いた表紙と中の豊富な挿絵も可愛い。
- 2025年9月26日じい散歩藤野千夜読み終わった問題だらけの新平の家族。どの家族も本当にいろいろある…でも全く悲観的でなくて軽やかに読めて、何気ない日常が愛おしく感じた。新平がルーティンの散歩で建物を見て美味しいものを食べ、かっと笑う姿にはなんだか元気がでる。食べ物の描写がどれも美味しそうで良い。
- 2025年9月25日本が読めない33歳が国語の教科書を読むかまど,みくのしん読み終わった今作もみくのしんの読み方には驚きと笑いの連続。枕草子をこんなに情緒豊かに読めるなんて! みくのしんの読み方に刺激される、かまどの後書きにも凄く頷いた。私も国語の授業大嫌いだったけどこの本を読んだ後なら教科書を楽しんで読めそう。
- 2025年9月21日森崎書店の日々 (小学館文庫)八木沢里志読み終わった著者が『不便なコンビニ』のキム・ホヨンさんと対談されていたことで知った本。 神保町の古本屋・森崎書店が舞台。 近くの喫茶店でコーヒーを楽しむところも神保町らしい。古本まつりのことも出てきて神保町に行きたくなった。 傷ついた人が再生する話でヒーリング小説という言葉がピッタリ。
- 2025年9月18日国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった映画には描かれないエピソードがこんなに多くあったんだ、徳ちゃんの活躍がいい。 歌舞伎が好きでひたすら芝居のことを考え芸を極め、歌舞伎の血筋も跳ね除けて孤高の役者となる喜久雄の人生に圧倒されすぎた。そのせいか、なんだか読んでいてとても疲れてしまった。 Audibleも併用して読んだんだけど、尾上菊之助さんの朗読が本当に素晴らしい!
- 2025年9月18日国宝 上 青春篇吉田修一読み終わった歌舞伎の世界に夢中になる喜久雄の姿が眩しい。歌舞伎が好きという気持ちは誰にも負けないのに蔑ろにされる悔しさに共感して胸が苦しい。 「結局この世界、血ぃやんか」という徳次の言葉が全てを言い表している。 喜久雄、這い上がれ!と応援しながら読んだ。
- 2025年9月14日読書嫌いのための図書室案内青谷真未読み終わったコージーミステリーの楽しさもありつつ読書の良さを再認識できる一度に二度美味しい本 本の感想、解釈に正解はなく読み手によってこんなに違うのかと知れて面白い! 本書に出てきた本を再び読んでみたくなる。 "すべての物語は誰かの身に起きるかもしれない未来予測なのだ"という視点にはっとした。
- 2025年9月11日空をこえて七星のかなた加納朋子読み終わったナツイチで買った初読みの作家さん。凄く読みやすかった。 それぞれの短編がバラバラの話のようでいて最後に全てが繋がるのが面白い。 家庭毎に親子にはいろいろあるよね。 バイタリティのあるお母さん。 読み終えて星空をを久しぶりに眺めたくなった。
- 2025年9月7日相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言ジェニファー・リン・バーンズ読み終わった出版社の作品紹介が凄く面白そうで読んだ本 遺言書の謎とそこへ辿り着くまでが複雑で私には焦ったく長く感じてしまった。 3巻中1巻目の本作ではなぜエイブリーが遺産相続したのかはまだ不明だし、訳者あとがきに物語はこれから加速していくとあったので次巻以降の展開に期待したい。
- 2025年9月2日すべての見えない光アンソニー・ドーア,藤井光読み終わった第二次世界大戦中の若きドイツ兵とフランスの盲目の少女の物語。伝説のダイヤモンドがキーとなったサスペンス要素あり。 重苦しく緊迫感がありつつも繊細な心情が綴られた詩的な文章が素敵で魅せられる。静かな文章から戦争のやるせなさを感じた。
- 2025年8月31日命をつないだ路面電車テア・ランノ読み終わったローマのゲットーでナチスに強制連行された母。母に命を救われ路面電車のおかげで生き延びた少年の実話を元にした話。 不条理な事ばかりで憎しみと恐怖が渦巻き、重苦しく辛い日々を生きる中で親切な人もいたことが少しでも希望を感じた。 悲しくても人生は続き、それでも生きていかねばならない。「お願いだから人生を悲劇で終わらせないで」という母の言葉が胸に響いた。
- 2025年8月29日昔はおれと同い年だった田中さんとの友情椰月美智子読み終わった思いがけず始まった85歳の田中さんと小6の少年達との交流。 田中さんは穏やかで優しくてどんどん好きになっていく。そんな田中さんの人生を戦争体験を聞いて欲しいと講演会を企画する少年達。 田中さんの人生に思いを馳せ、お互い人生の彩りとなる様な素敵な友情に心温まる。 チョコバナナのくだりではホロリとした。
- 2025年8月25日緑の霧キャサリン・ヴァン・クリーヴ読み終わった表紙の絵に惹かれて読んだ児童文学。 家族代々営むルバーブ農園に異変が起こり始めた。農園を誰よりも愛す11歳の末娘ポリーが危機を救うのに奮闘する。動植物と話せるポリーが様々なヒントを得て伏線が回収されていくのが爽快だった。
- 2025年8月23日本を読んだことがない32歳がはじめて本を読むかまど,みくのしんaudible読み終わった一文を音読する毎に感想やツッコミを入れながら読むスタイルはなんて斬新な読書なのか。 感受性が豊かだなと感心しつつ、みくのしんの感想に一緒に泣き笑いした。 読書の新たな楽しみ方を教えてもらった気分。面白かった! 感情を乗せて本を朗読してくれるのでオーディブルで聴くのにピッタリな作品だと思った。
- 2025年8月21日ブルーラインから、はるか坂内拓,林けんじろう読み終わったしまなみ海道を自転車で往復にチャレンジする小学生の少年2人。 無謀だと思うけど小学生の冒険ってそういうもの。 夏の暑さ、走る大変さ、トラブルがいきいきと描かれてていて、初めは仲良くなかった2人がサイクリングを通して仲を深める姿が爽やか。
- 2025年8月20日
- 2025年8月18日おとうさんのポストカード中村真人,那須田淳読み終わった第二次世界大戦直前「キンダートランスポート=いのちの列車」で救われたユダヤ人、ハインツさんの実話を元にした話 カラフルな表紙は実際のポストカードの絵や文面。イギリスに渡った子にドイツの父から届くポストカードは子への愛が詰まってた。 段々悪化していくユダヤ人を取り巻く情勢が辛く悲しい。 お父さんがハインツを想う最後の手紙に涙した。
読み込み中...