トラ "過疎ビジネス" 2026年3月31日

トラ
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@Toreads1234
2026年3月31日
過疎ビジネス
冒頭、ある会社の社長の音声データが書き起こされる。この事件自体問題があるが、その音声は特に許しがたく、薄らと怒りながらこの本を読んだ。 河北新報の記者が追った、限りなく黒に近い地方創生ビジネスモデル。福島県のある町で起きた事件を中心に、いくつかの自治体での事例も含めて報道している。仲良し会社が仲間で回し合い、公金をいかに吸い取るかという話。 記者の方の努力の結晶として証拠はたくさん集まった。行政の内部にも、この企みがおかしいと思う人も現れた。しかし企業と行政(の一部)が密接に関係してると思われるため、彼らを擁護するムーブがとられ決着がつくまでに大変な労力がかかっているし、その帰着自体が妥当とは思えない。 感想として、制度の隙間を探って「今は違法とは言えないかもしれないともとれる」方法で金儲けをする人をビジネスマンと呼ぶのはやめてほしい。小賢しい非生産者。それが資本主義と言われたらそこまでだが、社会(ここではその町の住民)を一歩でも前進させるような商売をしてほしいな。コンサルへのアレルギーを加速させるお話。
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