
なかちきか
@susie_may4141
2026年5月13日
独裁者の料理人
ヴィトルト・シャブウォフスキ,
芝田文乃
読み終わった
積読をようやく読了。たしかに、料理人たちは、ほかの人とは違う独裁者の顔を見ていたんだなと感じる。食べることは生きることだから、食への執着がその人となりをむき出しにするのですね。
途中で挟まる「オードブル」という短い章は、すべてポル・ポトの料理人ヨン・ムーンさんへのインタビューで、この本全体でポル・ポトが占める位置は大きいようだ。
アルバニアの独裁者ホッジャのことは初めて知った。
独裁者のいた国の人々は、おしなべて飢えに苦しんでいたこともわかる。
北朝鮮への取材は電話でしか叶わず、本書には収録されていないそうで残念。
たまに挿入されるレシピが美味しそうで、食べてみたいと一瞬思うものの、独裁者のレシピと考えるとぞっとする。食糧不足対策のレシピもいくつか登場。グレープフルーツのカツレツはちょっと食べてみたい。
同じ著者の『踊る熊たち』も積読中なので読まないと。




