JUMPEI AMANO "メガホンとペンライト" 2026年6月6日

JUMPEI AMANO
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年6月6日
メガホンとペンライト
メガホンとペンライト
キム・キョンファ
登録忘れてた。本屋メガホンの通販で購入。この本に相応しいところで買えた気がする。 足元の状況と照らし合わせつつ、しかし韓国固有の文脈も押さえながら読み進める。アカデミックな内容でありつつとても読みやすい。今日は第1章まで。 〈自己クーデターは、現職の権力者によるものだ。すでに権力を持っている者による「反乱」と言うと矛盾に聞こえるが、民主主義国家において国家元首に委ねられた権力は、選挙によっていつでも替えることができる一時的なものである。つまり、民主的な支持基盤が弱い現職の国家元首が、非合法な方法や武力を用いて政治体制を内部から破壊し、独裁体制に進もうとする欲望を持つことは十分にあり得る。こうした意味で、自己クーデターとは、民主的体制に対する転覆行為でもあり、明らかに民主主義に反する出来事である。〉(28-29頁) 〈「制度としての民主主義」は、国の権力体系に関する法律によって成り立つのに対して、「営みとしての民主主義」は、社会の中で民主主義の原理を守る人々の意識や実践を通してでなければ実現できない。この観点に立てば、現代のデモは一時的な抗議行動ではない。それは、その社会が脈々と受け継いできた歴史的問題意識や集合的記憶を背景に、制度の枠組みを越えた次元で民主主義を支える重要な実践であり、社会の深層に潜むエネルギーの噴出なのだ。/すなわちデモとは、制度の外部から現れ、制度よりも広範囲で機能する「もう一つの政治」として理解すべきだろう。〉(37頁)
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved