
風邪ひき
@damdamdan
2026年7月7日
ライン
村上龍
読み終わった
かつて読んだ村上龍作品をオーディブルで聴く。
沢山の登場人物の、不快なほど肥大した自意識が延々と語られる。グロテスクな性と暴力が描かれる。
だが、具体的な描写で語られるそれらは、何故か抽象性を帯び、どこか知らない透明な世界の寓話のように感じる。
昔読んだほどの衝撃が無かったのは、SNSのせいで、毎日嫌と言うほど他人の肥大した自意識を読んでいるからだろう。そういう意味では少し古びてしまった。
余談だが、偶然いま、同居人に針と糸で口を縫い合わされた女のニュースがやっていた。村上龍の世界やん、と震えた。







