
紺
@kon_
2026年7月22日
すべての、白いものたちの
ハン・ガン,
斎藤真理子
読み終わった
韓国語にはふたつの「白い」という言葉があり、著者は綿飴のようにひたすら清潔な白「ハヤン」ではなく、生と死の寂しさをこもごもたたえた色「ヒン」について書きたかったのだという。
第二次世界大戦時にナチスドイツにより一度ことごとく破壊されつくしたワルシャワの街を歩き、著者は故国である韓国で起きたことについても考えを巡らせる。
〝起きたこと〟の詳細は記されていないけれど、そこには私の生まれた国によってもたらされた戦争被害が確実に含まれていることを考えながら読んでいた。
読んでいる間ずっと、自らの手で生を抜け出していった家族のことを考えていた気がする。ついに苦しい生の外へ、自分の足で歩いて出ていけたのだと、その意志を死に方ではなく生き方として認めたい。そう思う一方で、私は愛するすべての人に「死なないで、生きていて」と祈るような気持ちで声をかけ続けたい。
とりとめのない日記みたいになってしまった。
平野啓一郎さんの解説でも触れられているように、読むうちに読者のひとりひとりが自身の境遇を重ねてしまう物語であると感じる。







はな
@hana-hitsuji05
どうすればこんな風に書けるのでしょう。紺さんの伝わる文章が羨ましいです…!
私は感覚的にメモしたり思い出したことばかり書いてしまうから😂
それぞれ色々とは思うけれど、私もこんな風に読後のことを書きたいです!
