
白玉庵
@shfttg
2026年8月15日
苦手から始める作文教室
津村記久子
読み終わった
『エヴリシング・フロウズ』とデビッド・バーンの公演のあとでフィクションを開くことができない。なんというか、フィクショナルなもので動く心/頭のパートがまだフルに使われていて、他のものを入れる隙間がない感じ。(タスクマネージャーみたらCPU稼働率が高すぎてうわってなってる感じ)
それで『エヴリシング・フロウズ』を返却しても小説コーナーには寄らず、ヤングアダルトコーナーに行ったら、すぐにこの本が目に入った。ちょうど良い。
わたしにとっては第6章の「伝わる文章ってどんなもの?」が、津村記久子作品の背骨のようで特に面白かった。サンプルに挙げているのがオーウェルの『一杯のおいしい紅茶』とヴェイユの『工場日記』というのも、おお、それか…という感じ。
等身大の飾りのない、しかし本当のことがよく伝わる文章の例だけれども、それはまさに津村作品だ。
何かについて自分が感じたこと、考えたことの記録を付けたら、すぐに人から信頼されるよとは言いません。けれども、一切そうしないよりは、昨日の自分がどんな人間だったかを思い出しやすいように思います。何かを面白い、好きだと思って、その理由を明日の自分に説明しているうちに、自分がどういう人間なのかということが作られていくようにわたしは思います。 p84
わたしもReadsを使い始めたときは単なる買った、読んだ、読みたい、の記録だけだったんだけど、途中で何にしても何か書いて残しておくと記憶に残るし、せっかくなので一言でも記録することにしたら、若干の理解の深みのようなものが出たような気がする。あとそれを見て声をかけてくれる人がいて、ちょっとしたコミュニケーションができるのが自分には好循環。この津村さんの言葉を励みにして続けていこう。













Ayako
@aya_rb
おはようございます🌞
ちくまWebでの連載当時に毎回楽しみに読んでいました。白玉庵さんの感想、300ぐらい❤️をつけたいです!
『ふつうの人が小説家として生活していくには』で津村さんが語られていることにも連なる気がします。


白玉庵
@shfttg
おはようございます。❤️✖️300、いただきました!たしかに『普通の人が…』に通底するものがありますね。この本が面白いと思った人なら、中高生でもあの本はスッと入っていけそう。(バンド名とかはわからなくても)
