かもめ通信 "だれか、わたしを助けて" 2026年9月14日

かもめ通信
かもめ通信
@kamome
2026年9月14日
だれか、わたしを助けて
だれか、わたしを助けて
エリカ・クラウス,
古屋美登里
収録作品の数にもよるだろうが私の感覚では1冊の短篇集に2、3作のお気に入り作品があれば面白かったと評するだろうし、4作以上あったなら絶賛するに違いない。だけどこんなのは想定外。まさか12作品全てがこんなにも素晴らしいなんて。貧困、差別、暴力…社会や他者の容赦なさに打ちのめされながら主人公たちがあげるのは、まさに「だれか、わたしを助けて」という表題作に象徴されるような声にもならないような悲鳴。繊細で美しくそのくせとても残酷な物語たちは、1作1作がずっしりと重く、それぞれがまるで長編小説のような読み応え。
阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
とても素敵なレビューでした、私も久々に衝撃を受けまくった本でした。短編の中にこれでもかとばかりに、人生の綾や機微が織り込まれており、一遍読み終わったら、しばし呆然として余韻が引きまくりで、直ぐに次のを読み進める気にはなれませんでしたよね。
かもめ通信
かもめ通信
@kamome
コメントありがとうございます。実は少し前に読み終わっていたのですが、数日余韻に浸っていました。本当にスゴい本でした。この先何度も読み返すと思います。
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