
こここ
@continue_reading
2025年6月7日

読み終わった
この本は読みやすく数時間で読めたが、「アイロニカルな視点を持つ、それからユーモアで捉え直す」という姿勢を持つというとても重要な事を教えてくれた。断定しない事、わからなさに耐える事、そういう力を身につけるヒントになると思う。
アイロニー(批判的、縦の動き)とユーモア(見方を変える、横の動き)で、現実に向き合っていくのが良いということだ。
自分の環境(言語)から別の環境へ旅をする。
環境に囚われ巻き込まれてしまうのでなく、退いて状況を眺める視点を持つ。
自分の気になる事を検索して大きな括りで捉え、歴史のある学問(哲学、文学、歴史、社会、精神、心理など)にて、入門書→教科書→専門書の順で読んでみる。
本は通読することを目的にしない。歴史の中でのその本の立場や位置を知る事(先日読んだピエールパイヤールの「読んだことない本を〜」本が引用されていた)。
あれも読まなきゃこれも読まなきゃと本の読み方について悩んでいたので、その点大きなヒントをもらえたと思う。
それからアプリやノートを利用した思考の言語化方法や読書ノートの書き方など、具体的な方法も紹介されている。
良い本だったと思う。





