
ゆい奈
@tu1_book
2025年8月4日

汝、星のごとく
凪良ゆう
読み終わった
なにをどうしてもだれかの軸で生きてしまって、どうしたってわたしだけの意思を貫くことはできなくて、弱くて、誰かに頼って、ひとりでは立てなくて、ままならないことばかりで、いやになってしまうね。死ねない、瞼を閉じたときに思い浮かぶ大切なひとがいるから、死のうともおもわない、だけど生きることって、ただ生きているというだけで、溺れてしまいそうなほどの波が次から次へと押し寄せてくる。押しては引き、押しては引き、大人になったって、ままならないままで、だから北原先生の存在に、北原先生の言葉に、生き方に、何度だって救われるのだった。
泣いた泣いた。ボロボロ泣いた。姉が紀伊國書店限定のカバー付きのものをくれて、読み終わってから、カバー裏を見てといわれていたので、みたのだけど、みて、また、泣いた。












