yo_yohei "刑事司法とジェンダー増補" 2025年9月5日

yo_yohei
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@yo_yohei
2025年9月5日
刑事司法とジェンダー増補
2024年末の性暴力事件の無罪判決に対して、さまざまな抗議が起こりました。 その抗議活動の一環として、change.orgでの署名が募られましたが、その署名の宛先が裁判官訴追委員会だったことから、過剰とも思えるほどの反発・難癖が巻き起こりました。一部の弁護士からは、揶揄や嘲笑まじりで、「裁判官訴追委員会への抗議は裁判官の独立を脅かすものである」「判決文を読まず、報道の内容だけで抗議をするのは適切ではない」という内容の投稿が数多く出されました。 私自身は、裁判官訴追委員会への抗議は不適切だったと思うものの、抗議は正当なものだったと考えています。そして、無罪判決を出した裁判所、及び抗議活動した市民を揶揄したり嘲笑したりした一部の弁護士には今でも強い不信感を抱いています。 そのような経緯から、この本を読み始めました。
はな
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@hana-hitsuji05
恥ずかしながら裁判官訴追委員会はnew wordなので、また知らないことが出てきて勉強したくなってます。 どこに抗議するのが適切だったのか私も知らない…。 知らないと抗議することも出来ない人もいて、まだまだ透明な人が沢山いるなと感じました。 声を出してなくてもそこにはいるんだけど、気づかれる方法さえ知らない人の方が多いですよね😞
yo_yohei
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@yo_yohei
ボクも昨年末まで裁判官訴追委員会についてよくわかっていませんでした(法学部出身なのに!) 裁判官訴追委員会は、例えば、裁判官が証拠隠滅するなどのヤバい行為をした場合に、それが弾劾裁判所へ持っていくべき事案か判断する機関のようです。 裁判官の職務違反行為ではなく、裁判官が出した判決に不服がある場合は、裁判所に意見書を提出するか、路上でデモをするかとかになると思います。(確かchange.orgで集めた署名は、途中で「裁判所への意見書」としての署名に変わったはずです。それはそれで、署名の宛先が勝手に書き変わっているとして、猛反発があったんですが。) ホント、抗議したいけど「抗議する」という選択ができない人、選択肢自体が思い浮かばない人はいっぱいいるはずですよね。 だからこそ、声を上げることができる人たちは、彼ら彼女らの代わりに声を上げたほうがいいんじゃないかと思っています。 特に、男性による性暴力事件に対して女性が声をあげようとすると現実的に危険な可能性があるので、男性こそ声をあげるべきだと思うし、声をあげる責任があるんじゃないかと思っています。 でも、あまり気負わずにいきたいですね。社会は誰か1人が変えるものではなく、みんなで変えるものだから。
はな
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@hana-hitsuji05
それを聞いて少しホッと?しました! パレスチナから始まって今年はずっと知らなかったこと、低関心だったと気付かされることに日々驚いているので、恥ずかしい気持ちも感じながら、自分がこの過程にいるところを晒すことで誰か関心を持ってくれたりするなら生贄になろうと思ってレビューや意見を書いてます。 それも声を上げるのひとつになるかなー?と。 市井の言葉も不完全なりに理解不足なりに、沈黙を強いられている人が顔を上げられるような道筋の一粒になれたらなと思います。 物事は性別によって意見が正しかったり誤っているわけではなくて、自分にその暴力が向けられたら容認出来るのか?にどう感じて何を答えるのか考えます。 男性が一緒に人を傷つける奴やその環境に対して声をあげてくれたら、それはとても心強い連帯のひとつと思います。 色んな本や漫画を読んでああだこうだとお話出来ることも世界平和への一歩ですしね〜🤝 あああ楽しい。 本から広がる話を真剣に取り繕わず出来るのが本当に嬉しいです! ありがとうございます!
yo_yohei
yo_yohei
@yo_yohei
自分の不完全さを公表していくって勇気がいりますよね。それができるはなさんはスゴい! 完全に理解するまで声を上げちゃいけないんだったら、それこそ、ある事件の判決に不服だったら、判決文を全部読んで、公判にも足を運んで、司法制度も弁護士並みに理解してなければならないってなっちゃいますもんね。 ボクも自分の不完全さを露呈しながらも声を上げられたらと思っています。例えば、はなさんへの最初の返信で「男性こそ声を上げるべき」と書きましたが、これはボク自身が無意識に持っている男性優位な考えが出てしまったんじゃないかなと恥ずかしく思っています。 でも、はなさんと同じように、こんな風に喋っていくことが、社会を良くする一歩で、世界平和に続く道だと思っています!
はな
はな
@hana-hitsuji05
yoheiさんが「男性こそ」と表現なさったことや、それを後で考え直してみるの、まさに今の過渡期こそ現れてくるものと思うんですよね🤔 少し前までそこで立ち止まる感覚さえなかったですし、なんならいまだに男女間の分断の問題として捉える人だって多いですから。 自分がどんな価値観や固定概念にとらわれていて、それはどこからしみついたものなのか、確認と発見の連続です。 お互い不完全さに気付きながら変化していきたいです🤝
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