
くりこ
@kurikomone
2025年10月13日
価値を否定された人々
中野智世,
木畑和子,
梅原秀元,
紀愛子
読み終わった
主にナチ党の精神疾患患者への安楽死計画について書かれた本。ガス室のみならず、餓死病棟、薬の過剰投与をして殺害し、興味深い患者の臓器を取り除き、灰になるまで焼き尽くした。醜悪の極み。生きてる時から被害者を人間扱いしてないからこんなことできるんだろう。
精神疾患患者へのスティグマや、ドイツ医学の権威を守るため被害者の名前が公表されるまで70年以上も費やされた。戦後も被害者がいかに周縁化されていたかわかる。
戦争は男の物であり、強固な家父長制を築くために邪魔なものを非人間化し淘汰する。「日本人ファースト」だってそう。
国家の状態が不安定になると、人は「強さ」を求め家父長制にすがる。しかし外側を武装することは本当は強さではない。強さにはしなやかさが必要であり、自分の内側に他者が宿ること。これは家父長制的強さと対局にあり、他者の隣人であるということである。






くりこ
@kurikomone
いえいえ、はなさんの文章こそいつも素敵だなと思います!
そうなんですよね、死者は声を上げられないから私たちが声を聞いて上げないといけないと思います。
ただ、この「死者の声を聞く」っていうの最近どうしたらちゃんと聞けるかなって思ってて。勝手に都合のいいところだけ拾ったり、死者の声とズレてるんじゃないかって…難しいです😓


はな
@hana-hitsuji05
ああああありがとうございます🫶
そういうの私も考えたりします!
勝手な解釈したいわけじゃないけど、なかったことだけにはしたくないし。
くりこさんの読む本や言葉にいつも励まされてます🫶
