
和月
@wanotsuki
2025年11月13日
つめたいよるに
江國香織
読み終わった
図書館で借りて、少しずつ読み進めて読了。
江國香織さんの作品は読みたいと思いながらもなかなか出会えず、今回初めて読めた。
文章そのものがしずかで優しくて穏やかな雰囲気を纏っていて、すごく読み心地が良い。
死ぬこと、老いること、心が移り気であること等、マイナスに描かれることが多い描写も、著者の文章の中では優しさに満ちていて素敵。
食べ物の表現もどれも美味しそうに感じられて、他の作品ももっと読みたくなった!
デュークとねぎを刻むが特に好き。
一等好きな一文。
『小さな食卓をととのえながら、私の孤独は私だけのものだ、と思った。』





まめご
@mmg_86
こんにちは!
私も「ねぎを刻む」のその一文が本当に好きで、初めて読んだ高校生の頃から、孤独や淋しさを強く感じる時はいつもこの言葉を思い出します。
江國香織についての文章で初めてここに言及したものを読んで、あんまり嬉しくてついコメントしました。
江國作品は小説だけでなくエッセイもおすすめです。
ぜひ他の作品も読まれてみてくださいね!


和月
@wanotsuki
こんにちは🌸
まめごさんも同じ文章に惹かれたと聞いて本当に嬉しいです!コメントをいただきありがとうございました。
孤独や寂しさは苦しいけれど、その苦しみは決して敵では無くて、私を形づくる大切なものなんだよと真摯に伝えてくれている気がして、とてもこの短編が好きでした。
次は『きらきらひかる』と、江國さんの読書エッセイも読んでみようと思います!ありがとうございました💐


まめご
@mmg_86
とてもよく分かります!
江國作品には孤独や絶望がとても近しい存在として書かれることがよくあって、私はそのことにむしろ救われてきたような気がします。
苦しみは私を形づくるもの、という和月さんの表現がとてもしっくりきました。
的確な言語化、素敵です👏
『きらきらひかる』は一番好きな江國作品なので、これを読もうと思ってくださったことがとても嬉しいです。
こちらこそ和月さんのポストと出会えて良かったです、ありがとうございました!
