
おもち
@alpaco
2026年1月11日
ナチュラルボーンチキン
金原ひとみ
読み終わった
借りてきた
すごく良かった。とても好み。
主人公の年齢なりの生活、というものが少し想像できてしまうから、結末を読むのがなんとなく怖いなという気持ちで読み進めました。
人との出会いで、流れ込んでくる新しい世界がとても心地よかった。生きてきた世界を、一瞬で劇的に変えるものではなくても、いろいろなものを一度手放した今ある生活の土台の上に、少しずつ積み重なっていき、見える風景が少しずつ広がり、色彩が増えていく。建て替えるのではなく、リフォームされていくように、主人公の世界が再構築されていく様子がとても好きでした。地に足のついた希望。
「機が熟した」という言葉がこんなにしみじみいいと思ったのも初めて。





