くりこ "つながり過ぎないでいい" 2026年1月24日

くりこ
くりこ
@kurikomone
2026年1月24日
つながり過ぎないでいい
最近人間関係でとても傷つくことがあったから、読んでよかった!! p.167「癒しの家 薬なしでの精神病からの回復」が『生きることでなぜ魂が癒されるのか』(まだ未読)に繋がってきそうで面白かった。精神科の治療で回復が認められない人々と共同生活することが癒しとなることは、『生きる~』で取り上げられている、PTSDの治療として共同体の再生に重点を置くルワンダの話と重なる。(この共同体で行われていることは「権力を手放す」ことと「言おうとしていることをわかろうとする」ことであるという著者の指摘は、石牟礼道子さんのおばあさんのことを思いおこさせる。石牟礼さんのおばあさんは「狂って」いたという。しかし石牟礼さんは小さいころから狂っているおばあさんからみた景色を見ようとしていた、と。そういう石牟礼さんだからこそシャーマンのように水俣病で苦しむ人の声を代弁出来たのだと思う。私たちはシャーマンじゃなくても、シャーマンになろうとしなければならない。 (「幽霊たちとの面談=維持、交際、仲間づきあいのなかで、幽霊たちとの交流なき交流のなかで、幽霊とともに生きることを学ぶ」というジャックデリダのとおり、幽霊、亡霊との交流がなければ記憶は保持されない)) 後半、著者の「口ごもること」「内語」を大事にすることは、最近生成AIで文章作成をしてた時に感じた危機感にヒントをくれたのが良かった。 生成AIで書かれた文章は超論理的であり、きっとあれが社会的に評価され求められる文章だ。「社会や人間はVocablaryが受肉したもの」というのは哲学者のリチャードローティの言葉だが、あの文章が私たちにとって理想だとされることでより弱いものが淘汰されるのではないかという危機感がある。 そもそも「男性は論理的、女性は感情的」と女性は見下されているが、女性の方が足を踏まれているから、悲鳴、叫びをあげざるを得ないのであり(女性でなくても、マイノリティの属性を持つ人達全て。これは著者の「内語」に当たると思う)、「論理的に話す行為」を強制することは、同化政策であり、言葉を奪うことに等しい。生成AIは同化政策の一端を担っていないか?? 資本主義と家父長制になじめることが基準の社会を生きることは、私にとってとても辛い作業であるのだけど、その作業は実は胚胎期間であり自分の脆弱性と共に立ち独自のタイムラインを歩むことに繋がる。しんどい作業だけどそれは尊いし、そこから真の強さが生まれるのだから、私も同化政策を拒みつつ自分の内語と向き合い、自分の言葉のシャーマンになる、そして胚胎期間をしっかり生きようと力を貰った。
はな
はな
@hana-hitsuji05
え、絶対読みたいですこれ…! 気になりすぎる…!
くりこ
くりこ
@kurikomone
本当に良いです!というか、尹さんの本は全体的にいいんですよね。普通を根底から覆してくれて。
はな
はな
@hana-hitsuji05
早く読みたいです…! 私もちょっと立て続けに人間に疲れていて(自分も含む)鶴見済さんの本読みながら削れたものを修復中です。 自分自身や職場の人にある固定概念や先入観に気づく確率が上がってるから、しんどさをモロにくらっていて、対処法考え中です😇
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved