
ノエタロス
@Di_Noel02
2026年2月2日
文庫 少年の日の思い出
ヘルマン・ヘッセ,
岡田朝雄
読み終わった
教科書の方(高橋健二訳)のあの名台詞「そうかそうか、つまり君はそういうやつだったんだな」が、この本(岡田朝雄訳)では、「そう、そう、きみってそういう人なの?」となっていた。
個人的には、高橋訳の「そうかそうか」の方が好み。
「そう、そう」だと、エーミールの鼻につく優等生ぶりが薄れるというか、ちょっと淡白に聴こえる。
とはいえ現在教科書に載っている訳は、岡田さんが元々の高橋さんの翻訳に修正案を出したものなので、両者ともにヘッセの作品を日本に広めた功労者だ。
タイトルも、もとは”Das Nachtpfauenauge”(クジャクヤママユ)だそうだが、新聞の連載に載せる際に”Jugendgedenken”(直訳は「青春の思い出」)へと、ヘッセ本人が変えたようだ。
やはり後者の方が良いと思う。
甘美な響きの題が、蓋を開けてみれば、優等生の標本を、そして自身の憧れだった蛾を台無しにしてしまったという苦々しい記憶……というギャップが好き。
ほんの出来心で犯してしまった子ども時代の罪と、大人になったいまも忘れられない後悔と胸の痛み。
主人公と同じように、僕もきっと一生忘れることができない。







はな
@hana-hitsuji05
ああああー!
恐竜のひと!!!(すみません
お名前失念したまま生き別れた感じになっていました。
お元気でしたか!
私も「そうか、そうか」の方が好きです。刷り込みもあると思うけど、軽蔑具合がすごく伝わる表現ですよね🫶


ノエタロス
@Di_Noel02
お久しぶりです!
恐竜のひとです🦕
コメント、またいただいて嬉しいです、ありがとうございます🦕🦕
「そうかそうか」の方は、「そういうやつだったんだな」と断定的なのに対して、「そう、そう」は「そういう人なの?」と疑問になっていて、だいぶさっぱりとしてしまった感じですよねー。同じ本でも、こうやって訳を見比べてみるのも、また一つの読書の味わい方なのかなぁと思いました。


はな
@hana-hitsuji05
本当のニュアンスは一体どっちなのでしょうね〜!
最初の訳こそが自分にとっては衝撃度も印象もドンピシャなんですが、作者的にはどうなんだろう〜🤔
私は星の王子さまの本を並べて、大好きなセリフのところが違う表現になっているのか確かめたことあります🫶


ノエタロス
@Di_Noel02
確かに、ヘッセの意見を聞きたいですね!
『星の王子さま』、僕の友人も翻訳の比較していました。内藤濯のものしか読んだことないのですが、他の訳者の『星の王子さま』も見てみたいと思います💫