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404notfound
@404notfound
  • 2026年6月9日
    イン・ザ・メガチャーチ
    ●装丁/表紙について 画質が良すぎる豪華で馬鹿でかい教会の天井!!!作中にもあったメガチャーチを想起させますね!!!カテドラル効果ってやつで天井が高ければ高いほど抽象的で常識にとらわれない創造的な考え方ができるってやつを思い出した。。そして登場人物たちのぶっ飛んだ考えにも通ずるね〜!! そして箔押しの花🌸!!!ブルーミーの花じゃん・・んで花から16本の針が出ている紋章・・本の内容的には17章までだったけど関係あるのかな? そして見返しが紫なのもミチヤカラーじゃない・・読み終わった後のこういうのも熱いですね・・・ こうしてみるとこの分厚さや重さも聖書っぽいですね・・・ ●感想 基本は下記3名の語りで話が進んでくんだけど、色々人物が出てくるから誰に共感するのか人によって違って面白そうだなと思った! ・久保田義彦(ブルーミーのストーリー担当) ・武藤澄香(義彦の娘/ミチヤ担) ・隅川絢子(倫太郎推し) あと読後感としてはうわあ〜〜やっちまったなあ義彦・・・と思った・・ でも宿舎に住んでる設定知らなかった(読み飛ばしてたかも)のと、倫太郎の自殺の件もあって、読んでる最中はミチヤも一人で苦しんでいるんじゃないかと思ってたから、喜んでくれるんじゃないかせめて差し入れは受け取るんじゃないかと思ってしまっていた・・今思うとミチヤの立場になると、何回かしか話してない仕事関係の人が家に来るの怖いのに、義彦の目線に立つと行け〜頑張れ〜って思ってしまっていた・・・読んでいるうちに自分自身も視野狭窄に陥ってしまって信用できない語り手に引き摺り込まれる感覚があって怖かった・・・あとなんだかんだ澄香とも似たもの親子だな!とも思った。 正直、自分自身あまり布教するタイプのオタクではなく、あの中の登場人物的にはユリちゃん(界隈が盛り上がっている時は推すタイプのオタク)に近いかなと思うので、ズブズブにはまっていく澄香と絢子には共感できるところがあまりなかった。加えて義彦とミチヤが話しているシーンのミチヤの独白の方がわかる部分が多く、それによって一歩踏み出している義彦に好感を持っていたので、だからこそ義彦の独走っぷりを応援してしまう部分があったのかも。 絢子さんはじぶんを一回使い切ったと言っているけど、、、このあと少しづつでも持ち直していけるといいな・・・と思う・・最後でいづみさんを待っているのはいづみさんが自分を使い切ったらまた一緒にやり直したいと思っているんじゃないのかな・・なんか染まりやすくてハマりやすい二人だけど仲良く生きてってほしいなという気持ちがありますね・・・シェアハウスでもしなよ・・・ ●面白かったところ 「推し活構造をわかりやすく教えてくれる部分」 国見の「物語は手っ取り早く我を忘れるために有効な手段の一つ」「神がいないこの国で人を操るのには物語を使うのが一番いいんですよ」の件。ファンダムを作り出すためにはどうしたらいいかを淡々と説明してくれる気持ちよさ。 言い切ってくれて納得できて、知っているようで知らなかったことがわかっていく快感って、なんだろう、、複雑な立体パズルがパチパチと仕上がっていくような、いろんなものが正しい部分にはまっていく気持ち良い動画を見ているような気持ちになる。 ただこういう言い切りというかこういう気持ちよさって陰謀論の悪者を決めてくれる気持ちよさ(この世が生きづらいのは全て陰謀があるみたいな)と似てるように思っていて、気持ちがいいなという感覚が自分でも怖く感じる。 「ミチヤの語る内容」 ミチヤの父が雑談すらできない孤独な老人になっていることに気づき、そんな時にみた韓国のオーディション番組は運命共同体のようなメンバーの関係性に憧れた。自分もこのままでいたら父のようになってしまうのではないかという、思えば支離滅裂な考えでも強く信じ込まなければ何も行動できなかったと思うという件。視野をわざと狭める、我に帰らないように、その世界に没入する。 そうなんだよな〜一歩物事を踏み出すことってある意味視野狭窄してないとできないことでもあるんだよな・・・って・・・でもそういう瞬間って物語を見てる分には面白いんだよな〜〜〜 人生のターニングポイントには私も視野が狭くてこれしかないって思い込んでたから、気持ちめっちゃわかる。この辺りのミチヤの言っていることも大いにわかるし、逆に話を聞いている義彦の停滞も気持ちわかるからコンシーラーを買いに行くくだり嬉しかったんだよな〜。 義彦の停滞っぷり(大海原ってよく言ってたのが印象的)もわかるんだよな。働き出すとじぶんを変えるような挑戦をしなくなるという意味において。私は雑談する友人ぐらいはいるから孤独感はそこまでだけど、でもじぶん一人になった時のよるべの無さや大海原に立つ気持ちは気持ちがわかるので・・・・ あと国見みたいなやつに友達めっちゃいたら面白いな・・・てか国見目線のストーリー見てみたくなるなあ!あんな自分の物差しぶれませーんみたいな、みんな自分を使い切りたいんですよそれが多分今の幸せなんですみたいな、作者の意見代弁くんみたいな、物事俯瞰できちゃってんます!みたいなキャラクターが熱くなって視野が狭くなるところを見てみたいですなあ!!! あ〜でも自分を使い切りたいみたいなのは気持ちとしてわかるような・・ただちょっと体力的にヘットへとになってないからなのでは???という気持ちにもなった。あ、でも体力的にヘトヘトになるってのは全力を出して使い切りたいと同じことか。あと、自分がしたことで誰かの役に立ちたいという気持ちもあるんじゃないのかな〜・・あ、それが自分を使い切るということか!!くそ・・言い換えようとしても「じぶんを使い切る」にまとまってしまうぞ・・・さすが国見・・・ ●わからなかったところ 絢子たちが入っているブルームマイセルフ(ブルマイ)と、ブルーミーのコンセプトのブルームマイセルフがまるっきり同じなのは国見は気づいていたのかな?という点。アイドルと陰謀論集団のどっちの発足が先かはわからないけど、国見だったら絶対分かってたら同じにしないはずだよな?と思ってしまって、そもそもの発足がどちらなのかわからず・・ ●最後に 読んでよかった〜〜〜!!!!めっちゃ今って感じの本だ!!!!寝かせなくてよかった!!!!
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