演劇が好きなので購入。ひとつひとつ解き明かされていく人間模様と表現力の高い文章に圧倒されました。まるで目の前で演劇が繰り広げられているかのような。鳥肌でした。

2巻から続けて、絶望感にあふれていた。じわじわと真綿で首を絞められるような、いつ死ぬかわからない、死んでしまった方が楽なのかもしれないと思えるほどの環境に読む手が遅くなりました。はやく、はやく、逃げて、誰か、助けて。そうやって祈りながら読んでいました。最終巻たちも楽しみです。

行方不明になった妹のDNAが、二百年前の白骨死体のDNAと一致した。この文言に引かれて購入しました。死体に関わった人たちが謎の死を遂げ、その毒牙が主人公たちにも――。読んでいてとてもドキドキしました。悠、唯、紫陽。3人が3人を思い遣った故の結末はとても美しかったです。

中学生の頃に大好きで読んでいて、高校生の頃に古本屋で見つけて買いました。久しぶりに開いたけど、やっぱり晶水と壱が大好きです。櫛木理宇さんの作品は怖いものが有名ですが、私は「ホーンテッド・キャンパス」や「ドリームダスト・モンスターズ」のようなボーイミーツガール系？が好きなのかも。この感想を書くにあたり、3巻が存在することを知ったので購入します。数年振りに巡り会えてとても嬉しい。

ぶたいうら。

しょうじょたち。

あい。

じんせい。

だいすき。