
間欠泉
@_geyser_
気が向いたら感想や好きな一節を書きます。
- 2026年5月18日
異邦人カミュ読み終わった - 2026年5月14日
「いき」の構造改版九鬼周造読み終わった「いき」とは外面的なスタイルではなく人間の生きられた関係経験から生まれる感覚であり、外に現れた形式はその痕跡にすぎない。 比喩表現も秀逸。繰り返し読んでいくほど味わい深くなる本。 - 2026年4月27日
聞く技術 聞いてもらう技術東畑開人読み終わった第三者に話を聞いてもらうとき、ここでいう第三者には三種類ある。 ・話を聞いて、状況を把握して、裁定を下してくれる司法的第三者。 ・中立性を保つことで、揉めてしまっている当事者たちの間を取り持つ役割の仲裁的第三者。 ・当事者たちの横、あるいは裏に立ち、争いとは離れたところで、裏話を聞いてくれる友人的第三者。 ・聞く技術とは、「聞いてもらう技術」を浸かっている人に気づいて声をかけること。 ・聞いてもらうためには、聞く必要がある。逆も然りで、聞くためには、自分の話を聞いてもらう必要がある。 - 2026年4月26日
- 2026年4月25日
- 2026年4月24日
本心平野啓一郎読み終わった「どんな状況にでも、僕たちが満足できる何かを見出してしまうのなら、現実は永遠に変わらないです。それは、この世界を好きなように弄んでる人たちにとっては、あまりに好都合です。不幸は不幸、貧乏は貧乏!だけど、当事者たちが、不幸でも貧乏でも、心安らぐ術を知ってしまえば、社会には何の波風も立たないです。それだとあまりに救いがなくて、……わからないんです、僕は。」 - 2026年4月16日
明るい夜に、星を探して酒村ゆっけ、読み終わった今夏の北欧旅行に向けて読んだ本。 私も衝動的に旅行に行くことを決めたため、烏滸がましいと思いつつも気持ちがわかるなぁと酒村さんに親近感を抱きながら読み進めた。 旅先で出会う人々とのエピソードや巻き起こる出来事に胸がほっこりしたり、くすっと笑えたりした。 早く旅行行きたいと思うよりも、行けるといいなぁと心配する世の中になってしまった現実に少し憂いを覚える。 - 2026年4月10日
- 2026年4月2日
水上バス浅草行き岡本真帆読み終わった - 2026年3月28日
論理的思考とは何か渡邉雅子読み終わった - 2026年3月1日
4青松輝読み終わった - 2026年1月30日
- 2026年1月18日
アイネクライネナハトムジーク伊坂幸太郎読み終わった - 2026年1月6日
最果てアーケード小川洋子読み終わった - 2026年1月4日
これがそうなのか永井玲衣読み終わった第一部では、新語や身近にある言葉の前に立ち止まり、その言葉が持つ問いについてが書かれ、 第二部では、著者のそばにいる言葉たちがどのような本によって育てられ、形作られたのかが書かれている。 印象的だったのは、第二部の「あなたはきっと」に書かれていた、 「困難さや、ままならなさのかたわらに、表現があること。あるいは、詩があること。そしてそれを受け取ること。それはどういうことなのか。ただ息をのみ、うなだれて、本を閉じるのではないだろう。きいてしまったこと、出会ってしまったこと、うけとってしまったこと、そのことから考える。そこからしか、出発することはできない。自分はどうすべきなのか、どう生きるべきなのか、もがきつづける。だが、もう出会う前の自分には戻れないのだ。」 という箇所。 これをみて、枡野浩一が詠んだ歌「気づくとは傷つくことだ 刺青のごとく言葉を胸に刻んで」を思い出した。 本を読んだり、物事を経験したりすることで得た知識が鎖となり、自分の体を縛り上げる。行動するときにあれこれと考えてしまい、行動できなかったことや、曖昧で中途半端なことしか言えなかったことがある。 知ってしまった以上はもう元の自分には戻れない。だからこそ自分なりに、時間はかかっても答えを見出し、恐れずに表現していく。そんなふうに、時には自らの手で鎖を引きちぎりながらもがきつづけていこうと思った。
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