最果てアーケード
30件の記録
- かに@kani202026年1月10日読み終わった図書館小川洋子は『猫を抱いて像と泳ぐ』から2作目。 初めて読んでから多分もう3年くらい、4.5回読み返してたから図書館で目に留まって借りてみた。 他の人の作品にはない空気感、一気に読んだ。

ほんね。@Honne_03302025年12月23日読み終わった恒川光太郎さんの『夜市』みたいなものかと思って読んでみたけど微妙に違う。静謐さやどこか漂う不穏さは近しいものを感じるんだけど。 レース、義眼、百科事典、遺髪、勲章…。 誰かにとっては要らないものだけど、別の誰かにとっては何物にも代えがたい大切なもの。 淡々とした生活の奥にまなざす深い悲しみ。 冬の朝、もしくは真夜中、しんとした空気の中で1人で読みたい本だな。



パン·オ·ショコラ@mw11222025年11月27日読み終わった借りてきた久しぶりの小川洋子。 見たことのないタイトルだなと思い借りた。これまでたくさんの作品を読んだわけではないのだが、世界で一番小さなアーケードを舞台にしたこのひっそりとした物語は、他人の大事な宝物を覗き見している気持ちになる。特に"兎夫人"のラストには心震えた。 『もしかするとアーケードというより、誰にも気づかれないまま、何かの拍子にできた世界の窪み、と表現した方がいいのかもしれない。』









よしい@Yoshe2072025年11月18日読み終わった最後まで読み終えて、改めてタイトルにある「最果て」の意味に思い至った。小川洋子さんの柔らかくて洗練された文章で紡がれる、静謐だけどどこかずっと不穏な仄暗さが見え隠れしている世界の物語、読み終えるのがもったいなく感じるくらいすごく好みだった。陽だまりのような暖かさと、相反するしんと静かな冷たさが同居していて心地良い読み味。


rep@toponder_r2025年8月11日読み終わったこういうの、こういうのを定期的に読まないとなんだ私は…! 静かでちょっとたまに不穏で、人の生活が程よい距離感にあって、この街の人たちの静かな生活とちょっとした事件がすぐそばにある。 夏休みおばあちゃんちでゴロゴロしながら読書に浸ってた時間を思い出す読書体験だった。 寝る前に少しずつ読んでいたのでいい夢見れました。


ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2025年8月9日読み終わったひと気のない小さなアーケードの物語。レース、勲章、義眼、古い手紙…… とるにたらない品々への敬意のこもったまなざしが読んでいて心地いい。一方で人間たちは理不尽な目に遭いながらも、淡々と日常に戻っていく。静かな日常のなかにも大きな悲しみがある。 長い時間在り続ける物たちと、変化を逃れられない人間・動物の対比。無機物の愛おしさと有機物の悲しみ。ひっそりとしているようで、すごくドラマティックな物語。


































