最果てアーケード

16件の記録
- rep@toponder_r2025年8月11日読み終わったこういうの、こういうのを定期的に読まないとなんだ私は…! 静かでちょっとたまに不穏で、人の生活が程よい距離感にあって、この街の人たちの静かな生活とちょっとした事件がすぐそばにある。 夏休みおばあちゃんちでゴロゴロしながら読書に浸ってた時間を思い出す読書体験だった。 寝る前に少しずつ読んでいたのでいい夢見れました。
- ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2025年8月9日読み終わったひと気のない小さなアーケードの物語。レース、勲章、義眼、古い手紙…… とるにたらない品々への敬意のこもったまなざしが読んでいて心地いい。一方で人間たちは理不尽な目に遭いながらも、淡々と日常に戻っていく。静かな日常のなかにも大きな悲しみがある。 長い時間在り続ける物たちと、変化を逃れられない人間・動物の対比。無機物の愛おしさと有機物の悲しみ。ひっそりとしているようで、すごくドラマティックな物語。