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ナマケモノ
@gorogoro_56
アウトプット練習中。
  • 2026年8月30日
    活版印刷三日月堂 星たちの栞
    言葉を大切に扱うとは、じっくり向き合い、吟味して形にすることではないかと考えた。 この本は、活版印刷を営む弓子さんが出会った、さまざまな人の物語が描かれた短編集。 どの人も、自分の思いや他者への気持ちをじっくり考えて探り当て、それを表現する一連の流れで、大切なものへの理解を一段深めていた。登場人物は、由美子さんのふとした言葉はもちろんのこと、活版印刷という、言葉一文字ずつ、重みを持って動かすさまから影響を受けているように思う。
  • 2026年8月23日
    木曜日にはココアを (宝島社文庫)
    あるカフェに訪れた客たちのそれぞれの事情を描いた物語。この本はオムニバス形式となっており、私は「きまじめな卵焼き」が気に入った。 この章の主人公である母は、売れない絵描きである父、子どもと暮らしていた。母は家事が苦手で、父に家事を任せて仕事に注力していたが、父の絵が注目され始め、父が泊まりがけでイベントに参加することになったことを機に、父に甘えて家事育児をあまりしてこなかったことを振り返り、子どものお弁当作りに挑戦する。 父が卵焼き作りに関して母にした助言から、それぞれが得意なことをして苦手なことを補い合えばいいというメッセージをもらったような気がした。 このメッセージを父が明確に母に伝えたわけではないが、父の言葉の背景に、母を柔らかく包みこむ雰囲気が感じられ、読了後は優しい気持ちになった。
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