Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
爽
@kicchan52
  • 2025年9月23日
    蜜蜂と遠雷
    スキマワラシに続いての恩田陸さん。 続けて読んでことで途中で気づいたのだけど、 恩田さんは「自然を感じさせる」描写が多くてかつそれがものすごくわかる。 においや風、いま自分の目の前にはないはずなのに、読んでいるとそのまま自分の中にもしっかりイメージできてしまってすごいなと感じた。 それから、この『蜜蜂と遠雷』は音楽(とくにピアノ)がメインなのだけど、音を表すのにこんなにも言葉があるのかと驚いたし、ピアノコンクールの熱だとか風だとか緊張感、コンテスタントたちのピアノをさも自分も聴きに行っているのかと思うくらい、一話一話気付かぬうちに息を止めてしまっているような、読み終わるたびに胸がぎゅっとなっていたことを感じるような情景の圧を実感して、すっかり私も芳ヶ江国際ピアノコンクールの観客の気分でした。本当にすごい。(そしてこれが小説の、読書の面白いところだなと) 色々な人物の視点に切り替わりながら進む展開だけれど全然迷うこともない。 さらに緊張感のある舞台で、それぞれの悩みみたいなものも確かにあるはずなのに、あっけらかんとどんといられる亜夜だったり無邪気なジン、それから爽やかすぎるマサルの要素のおかげで、そういう意味では胸が苦しくなることがなかったのも、負の感情に影響を受けやすいタイプからしても、精神衛生上とても気持ちよく読める要因だった。 調べたら映画化されてるんですね。 観てみようかな✨
  • 2025年8月24日
    ロイヤルホストで夜まで語りたい
    ロイヤルホストで夜まで語りたい
  • 2025年8月24日
    蜜蜂と遠雷
  • 2025年8月24日
    スキマワラシ
    予約していた本を受け取りに図書館に行き、 他にも何かないかと探して本棚の間を歩いていた際にたまたま目が留まり、「最近恩田陸さん全然読んでいないな」と手にとったうちの一冊。 夏に読むのにぴったりのちょっとしたどきどき感が程よいスパイス。 色々なものが繋がっていく過程で こうなるのかな?という予想を数回裏切られながら 穏やかに、けれど確実にサンタと同じ景色を見ているような心地で 物語の楽しさってこういうのだったよね、と 久しぶりすぎる読書タイムを楽しく終えることができて満足。
読み込み中...
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved