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小吉と影丸
@kokikage
  • 2026年5月19日
    虚弱に生きる
    虚弱に生きる
    重版出来なほど共感を呼んでる、わけだから、もうちょっと周りに頷いてくれる人がほしい。 どこにいる?この本持って、わかります!って目と目で頷ければいいから、誰か!って。 仕事に向き合うほどに思うのは、とにかく仕事なんて体力勝負。体力あって、長く同じ業種につければ誰もがそこそこ、ひとかどの人物になれるんですよね。頭の良さよりも才能よりも礼儀よりもなんやらかんやらよりも、体力。 そんなことを思ってたから、響く響く。作者さんほどじゃないけど、自分も健康に気を遣ってきたから、その意味を言葉化してくれて、というよりこの本を手に取る時点で、自分は虚弱体質のカケラを持ってるんだろう、とは思っていたんだけど、でも安心したところは大きい。 だからって解決策が提示されてるわけではないけど、そんなのは個別のケースだし、だからこそサンプルとして、そういうケースがあるというのを知れてよかった
    虚弱に生きる
  • 2026年5月16日
    水車小屋のネネ
    水車小屋のネネ
    長編なのに読みやすく飽きない。 ミミという水車小屋住みの賢いヨウムの太い横軸があって、そこに複数の登場人物の視点の縦糸で物語が進む。 しかも、誰かの親切が誰かを救い繋げていくから、ドライブ感もある。そのドライブは、気持ちいい風がずっとそばに吹いてるみたいな。 ミミの翼の軽やかな音と、その歌声とともに。 親切って言葉を、長く忘れていた気がする。 物語は、誰かに親切にすること、そのささやかな良心が子どもだった誰かを形づくり、その誰かがまた同じことを次の世代へ渡していく。その小さいけれども大きなサイクルが10年ごとに語られる。 その親切の形は、姉妹のうち姉のおおらかな性格というのもあったかもしれないけど、やっぱりミミの主人夫婦でそば屋の守さんと浪子さんからスタートしたんだろう。それから杉子さんも。 あの人たちがいなければ、姉妹は違う生き方をしていた。 たくさんの人の良心が、姉妹、特に8歳だった妹の律を、作り上げている。でもこれって、本当は普通なことのはずだよね。そういうことを、久しく意識してなかったなぁと読み終えて思う。 別れがあっても新しい出会いがある、そこにはいつだって、誰かの親切が存在してる。自分がそうしたいだけ。だから、相手がその親切を受け止めてくれなくてもそれはそれでいい。いいな、そういう心の持ちよう。つい、恩着せがましくなったり、過剰に期待したり、重く考えてしまうから、自分の場合。 ほんの少しだけわがままを言えば。 もう少し姉の理佐と聡さんの近づいていく感じ、理佐視点での心の動きは読みたかったな。まあ、そこを書き込みすぎると、全体のドライブ感を停滞させる気もするし、恋愛の温度感と、今回のテーマは少し距離があるから、ない方がいいのもわかるけどね。
    水車小屋のネネ
  • 2026年5月16日
    燻る骨の香り
    香水やお香などの香りの類があまり身近じゃないのに、一番想像しにくい感覚がそれとなく想像できるのは、やっぱり世界観の強さなんだろうな。繊細でどことなく退廃的で、文学的表現の多いこのシリーズ好きだったな
    燻る骨の香り
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