

けちゃっぷ
@krkrkrpp
図録や絵本ばかり読む成人です。
無尽蔵に湧く好奇心と興味により、日々たくさんの本が積まれていきます。
- 2026年6月28日
ひみつの森のオオカミジュリア・サルダ,ニコラ・ディガール,ミリアム・ダーマン,河野万里子読み終わったこの森には、この世でいちばんおおきなオオカミがいる。 その毛皮は、雨あがりの木の幹のように黒く、目玉は満月のように金色で、森のどんな動物からも、おそれられていた。 むすめの歌声が聞こえてくると、とたんに時はゆっくりとながれだし、オオカミのこころに光がさしこむ。 しかし、ある朝を境に歌が聞こえなくなる____ 。 「黒い影のように狩りをつづけた。 歌のなくなった世界で、こころのなかは、うつろだった。」 という一文からは、”命を奪うことを生業とする者から見る光(=むすめ)のまばゆさ”と、それを知る前には戻れない、という強い渇望が見え隠れする。 そんな中、ふしぎな鈴を手にすることで、オオカミは人間の言葉を話せるようになる。むすめとオオカミの静かな逢瀬、再びこころは歌にあふれ、ウサギやシカを食べていたときよりもゆたかに、たましいがみたされていく____ 。 しかし、その”代償”も静かに、そして確実にオオカミを蝕んでいき……。 ---- 昔話風の語り口で紡がれる光と影の物語という構図自体とても好きだが、それよりも「ファンタジー世界が織りなす不思議な情景、そこに乗るオオカミやむすめの感情」の一つひとつが粒のように美しい言葉で丁寧に描かれていて、そこが自分を惹きつけてやまない。 言い方が正しい分からないが、非常にドストレートでプリミティブな美しさが宿っていると思う。 舞台設定がそう思わせるのもかもしれないが、一度知ってしまった光を渇望するオオカミの様や、それに応えるむすめを見ていると”説明するには難しい、何かやわらかいもの”が絵本という形で顕現したみたいだった。 - 2026年6月28日
幸福な質問おーなり由子読み返した幸福な質問ってタイトルはどこで回収されているのだろう? 中を開いてみた。 もしクマになったら? もしゾウムシになったら? もし大きな木になったら? いろいろな”もしも”を質問するが、その度に小気味の良い返事が返ってくる。 誰にとっての幸福 なんだろう?と考える。やはり質問側かな? 愛を確かめるような内容ばかりで、どんな質問にも裏切らない返しをするパートナー。 その返しを聞くたびに”幸福”になるような、そんなやりとり。 ここでようやく副題に気が付く。 What is your wish?(あなたの願いは何ですか?) 確かめるたびに、”私のそばに居ることだ”という仮説が、確信に変わる。 これ以上に幸福な質問はないね。(少なくとも私は知らない) こんな愛の確かめ方、ロマンチックだわ〜 - 2026年6月24日
ひみつの森のオオカミジュリア・サルダ,ニコラ・ディガール,ミリアム・ダーマン,河野万里子買った - 2025年7月2日
しずかな夏休みキム・ジヒョン気になる - 2025年7月2日
今日にかぎって奥野哉子,樺島ざくろ読み終わったまた読みたい - 2025年7月2日
セーターになりたかった毛糸玉津田直美読み終わった“夜になって、お父さんやお母さんに おやすみなさい。と言ったあと、大きくなったら何になろうかしらとベッドの中であれこれ考えたことが あなたにもあるでしょう。 誰もいなくなった 暗いお店のなかでも 毛糸玉たちが自分たちの将来について いろいろな夢を語り合っているのです。” (本文より一部抜粋) セーターになりたかった毛糸玉ですが、自身の理想からはどんどん離れ…形を変え山あり谷あり、状況に一喜一憂を繰り返す様子はまるで人の一生のよう… 「人生のままならなさ」「しかし思い通りにいかなかった先が、必ずしも不幸とは限らない…」そんな事を思い出す一冊でした。 - 2025年7月1日
考える練習をしよう普及版マリリン・バーンズ,マーサ・ウェストン気になる - 2025年7月1日
さかなくんしおたにまみこ気になる - 2025年7月1日
クレーの絵本パウル・クレー,谷川俊太郎気になる - 2025年7月1日
ひとしずくの水ウィック,W.(ウォルター),林田康一気になる - 2025年7月1日
生きる岡本よしろう,谷川俊太郎読み終わったたまに読み返したい - 2025年7月1日
おくりもの豊福まきこ読み終わったまた読みたい - 2025年7月1日
わすれもの豊福まきこ読み終わったまた読みたい - 2025年7月1日
月のかがくえびなみつる,中西昭雄買った - 2025年7月1日
ゆう/夕谷川俊太郎買った - 2025年7月1日
あさ/朝吉村和敏,谷川俊太郎買った - 2025年6月16日
住まいの絵本にみる子ども部屋北浦かほる買った - 2025年6月6日
ピアノ調律師M.B.ゴフスタイン,M.B.ゴフスタイン,M.B.Goffstein,末盛千枝子読み終わった - 1900年1月1日
ぼくは川のように話すシドニー・スミス,ジョーダン・スコット,原田勝読み終わった - 1900年1月1日
任意の点P中村至男,佐藤雅彦,慶応義塾大学佐藤雅彦研究室気になる
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