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mac_355
@mac_335
  • 2025年8月26日
    一九八四年新訳版
    一九八四年新訳版
    以下の四部構成 1.全体主義が支配したオセアニア 2.そこからの束の間の離脱 3.全体主義がオセアニアを支配したロジック(寡頭制集産主義の理論と実践) 4.抵抗の末路 最近のAI関連、哲学書に度々引用される理由がわかる。ただのSF小説や風刺ではなく、哲学書にある「具体化」を長編物語にした小説と捉えられる。
  • 2025年8月12日
    技術革新と不平等の1000年史 上
    技術革新と不平等の1000年史 上
  • 2025年8月10日
    増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
    ## 感想 テーマとしては「暇と退屈の論理学」と類似しているが、スマートフォンやSNS、アニメのセリフを取り扱うことで、読み手に対して具体との距離を近づけて表現することができている ### サマリー - ニーチェは「君たちは自分を忘れて、自分自身から逃げようとしている」と指摘している - 忙しくして自分自身から目を逸らしている - 目を逸らす手段として、スマホやSNSが活躍している - 我々は自分自身を疑い、ネガティブケイパビリティと付き合う必要がある - ネガティブケイパビリティ:結論付けず、モヤモヤした状態で留めておく能力 - アーレントは「1人であること」を以下の3つの様式に分けた - 孤立:何かしらのことを成し遂げるために必要な、誰にも邪魔されずにいる状態 - 孤独:心静かに自分自身と対話するように思考している状態 - 寂しさ:人々に囲まれているが、自分はたった1人だと感じる状態 - 孤独や孤立を可能にするのが「趣味」 - 趣味:何かを作る、何かを育てること - 趣味は終わることがない、課題を持ち、自己対話が必要である。 ### その他の示唆 - 想像力を豊かにするには、「自分の内側に他者を住まわせていくこと」が重要 - 他所の思考を学ぼうとする時、ひとまずは、相手のノリ(想像力)に沿って学ぶべきだ - 哲学を歩くときの道の注意点 - 考えることにも練習は必要。(すぐに結果を得ようとしない) - 使われている通りの言葉遣いをする - その哲学者の想像力に沿って読む ### 関連書籍 アーレント「全体主義の起源3」 マークフィッシャー「資本主義リアリズム」
  • 2025年8月2日
    日本経済の死角
    日本経済の死角
    ・大企業の正社員を中心とした長期、雇用性におけるゼロベアが長く継続したことが、日本の長期停滞の原因 ・過去四半世紀で時間あたりの生産性は3割も上がっており、人口減が引き起こし、所得減少を十分に相殺できている。 ・メインバンク性が崩壊したことで、企業は、雇用リストラを避けるために、自己資本を厚くして、潤沢な流動性を保有する傾向になった ・イノベーションには包摂的なイノベーションと収奪的なイノベーションの二種類がある。
  • 2025年7月28日
    社会学の新地平
    1.合理的組織は異なる業務の組み合わせで成り立ち、それらに「組織としての決定」という共通形式を与えることで、水平的な協業を可能にする。 2.「資本主義の精神」とは、決めなければならない自由を生きることであり、それが、水平的な協業ができるような形に、自分や他人の働き方を組織することにもなった。
  • 2025年7月27日
    技術への問い(日経BPクラシックス)
    技術への問い(日経BPクラシックス)
    「建てること、住むこと、考えること」 ・住むことの根本的な特徴はそのように大切にすること(積極的に何かをすること)
  • 2025年7月27日
    金閣寺
    金閣寺
    俺は君に知らせたかったんだ。この世界を変貌させるものは認識だと。
  • 2025年7月25日
    パリ・ロンドン放浪記
    パリ・ロンドン放浪記
    無益な仕事を永続的なものにしようとする本能の根本には、要するに、大衆に対する恐怖心があるのではなかろうか。
  • 2025年7月21日
    技術への問い(日経BPクラシックス)
    技術への問い(日経BPクラシックス)
    挑発性というものが覆いを取り去ることの運命であることを十分に見通すことによって救いとなるものが現れて輝く https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/091600133/052300026/
  • 2025年7月20日
    職業としての学問
    職業としての学問
    1.機械的に頭を働かすだけでは、「思いつき」は生まれない、情熱を持って仕事をしている時に出会える 2.現代の知識階級の人々の多くは、いわばなにか保証つき本物の古いもので自分をかざりたいという欲望を持っている、そしてこれにともなって宗教もまたこうしたもののひとつであることに気づく。
  • 2025年7月20日
    現実を解きほぐすための哲学
    自分の特権がどの程度のものなのか、その特権が何をもたらしているのかを理解し、自分とは違う人々がこの世界を生き、自分が知らない世界を経験していることを意識することが必要だ
  • 2025年7月13日
    新装版 アブダクション
    新装版 アブダクション
    科学的探究は仮説→演繹→帰納の手順で行われる 仮説は「知性の自由」であり、飛躍があることを許容してくれる。そこに救いがある
  • 2025年7月12日
    全社デジタル戦略 失敗の本質
    全社デジタル戦略 失敗の本質
    BCGはスタンスを変えないことは素晴らしい(故にsomething nowは少ない) パッケージ(Fit to Standerd)やSIビジネスの課題に対して率直な意見を発信して欲しかった
  • 2025年4月6日
    「利他」とは何か
    「利他」とは何か
    第一章「うつわ」的利他 自分の仕事からケアリングが失われていないか
  • 2025年4月5日
    本質を突き詰め、考え抜く 哲学思考
    哲学は主に人を扱うので、ビジネスにおいては組織論と相性が良い
  • 2025年3月30日
    ヒルビリー・エレジー
    ヒルビリー・エレジー
  • 2025年3月15日
    「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する
    記載されている内容は賛同するが、これまでの問題解決の技法から新しい視点で踏み出すことはできていないと感じた。読者に対して寄り添い過ぎているのかもしれない。
  • 2025年3月13日
    人間の条件
    人間の条件
    第三章 苦痛と努力は、生命そのものを別に損なうことなしに取り去ることのできる単なる症状ではない。これが人間の条件なのである。
  • 2025年3月10日
    人間の条件
    人間の条件
    第二章 思考は、たしかにあらゆる活動力のうちで最も独居的なものではあるが、けっして同伴者や仲間を欠いているわけではない。
  • 2025年3月10日
    人間の条件
    人間の条件
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