

川元
@osarusan
- 2026年6月18日
怪奇小説日和西崎憲読み終わったう〜ん面白い。ボリュームたっぷりの怪奇小説アンソロジー。これはいい!という一篇を読む楽しさを何回も味わえた。いつの間にか非日常に入り込んでしまった不安や焦りが粒立ってくるような話が好き。 「陽気なる魂」「ボルドー行の乗合馬車」「遭難」「列車」「ターンヘルム」特に好き! ウェイクフィールド目当てで読んだけど「真ん中のひきだし」も面白かった。ほか「がらんどうの男」「喉切り農場」「旅行時計」「失われた船」もよかった。 「七短剣の聖女」だけは豪奢な文章を必死に追うので終わってしまって、なかなか苦痛の読書だった。とはいえお気に入りのアンソロになりました。 - 2026年6月5日
天から降ってきた泥棒ドナルドEウェストレイク,木村仁良読み終わった途中で止まってたのを読み直し。あー楽しかった! 軽妙で痛快、小気味よくサクサク読めるけどばっちり大満足の面白さ。エンタメのおもてなしを受けた - 2026年5月30日
淑やかな悪夢シンシア・アスキス他,倉阪鬼一郎,南條竹則,西崎憲読み終わった派手さはないけど面白かった。英米女性作家の怪談アンソロ。安定の編訳者だけど欲を言えば女性が選ぶ女流怪談なんかも読んでみたい。 「告解室にて」「証拠の性質」「故障」が好き。訳者のコメント通り「故障」のラストはハッピーエンドには思えない不穏さが残るのを感じた。良い後味。 「黄色い壁紙」はホラーとしては好みじゃないけどダントツ面白かった。閉じた家で旦那に追い詰められておかしくなってくのが生々しくて痛ましい。厭な物語シリーズにも入ってるみたいだけどそっちのがイメージ合うかも。 - 2026年4月20日
マンハッタン物語田口俊樹,ローレンス・ブロック編,高山真由美借りてきた読み終わった後半面白かった。お気に入り→ 「ランドリールーム」(ジョン・ラッツ)、「怒り」(S・J・ローザン)、「ニューヨークで一番美しいアパートメント」(ジャスティン・スコット)、「オードリー・ヘプバーンの思い出に寄せて」(シュー・シー) マンハッタンを舞台に書かれた短編集。"見物するにはいいところ""でも、住みたいとは思わない"(It's a nice place to visit, but I wouldn't want to live there.)ってことわざに頷きながら野次馬気分で楽しみました。 - 2026年3月29日
復讐の殺人オットー・ペンズラー,ローレンス・ブロック,田口俊樹借りてきた読んでる「言えないわけ」を久々に読みたくなったので借りた。初読は『厭な物語』だったので他作品は未読、これから読む。楽しみ。 「言えないわけ」だけ先に読んだけど何度読んでも鮮やかに面白い。後味は最高に悪いんだけど終盤のセリフの切れ味はいっそ気持ちいいくらい。復讐譚はこの作品と相棒season2「殺意あり」が今の所マイベストだけど、やはりとてつもないエネルギーがないと…と思う。 - 2026年3月5日
斧ドナルド・E.ウェストレイク借りてきた読み終わったちょ〜面白かった。 ドートマンダーシリーズしか読んだことなかったけど、シリアスでもどんどんページめくりたくなるおもしろさは変わらず。古畑見てるときみたいに、思わず主人公をがんばれ!と応援しそうになった。映画も楽しみ。 (本筋とは全然関係ないけど「ほらっ(H)、ちょうど(C)、ええ(E)具合」が元の文ではどうだったのか気になる。) - 2025年12月11日
体の贈り物レベッカ・ブラウン読み終わった面白かった。 どこがどう?と言葉で整えるのは難しいし、そもそも自分の中で整ってないけども。 何度か出てくる「可哀想に」がなぜか印象的だった。言葉以上のことを考えてしまいがちだけど、そのまま素直に耳に(っちゅうのは変だけど)響いた。 図書館で借りて読んだけど自分で買おうかなと検索したら今年復刊していた。タイミングが合ったなら買うっきゃないかー。 - 2025年12月2日
ぼくの家族はみんな誰かを殺してるベンジャミン・スティーヴンソン,富永和子読み終わった面白かった。 出てくる人が多いし、現在と過去を行ったり来たりするので終盤は頭の中が大変だったけど、タイトルがどんどん明かされてくのにワクワクしたし、ずっとテンポ良くて展開が派手なので最後まで熱中して読んだ。人の話聞くのが好きだから、アーネストの語り口はくどさも含めて読むのが楽しい。 ミステリーを推理しながら読んだことがないから謎解きは新鮮に驚いた(フェアプレイしてくれたのにやる気がなくてごめん)。四九九ページ、とその前のページが強く残る。探偵役が部外者じゃない良さってのもあるんだなと思った。 - 2025年12月2日
パラダイス・モーテルエリック・マコーマック,増田まもる読み終わったたまらなく面白かった。 人の昔話を自分も一緒に聞いてるようで面白いなあと思っていたら…これは私が悪うござんした。猟奇的なこともたくさん起こっているけど、悲惨さより親しみを感じるような不思議な感じ。なんでこのタイトル?と思いながら読んでたけど、読み終わるとこれがぴったりだったんだなあと思う。 - 2025年8月25日
ゴースト・ハント (創元推理文庫)H・R・ウェイクフィールド,鈴木克昌他読み終わった面白かった。表題作は特にゾクゾク。 「赤い館」「ゴースト・ハント」「目隠し遊び」「通路(アレイ)」「悲哀の湖(うみ)」「チャレルの谷」「蜂の死」が特に好き。 名前や説明が付けられるものじゃなく、得体の知れない何かがいる怖さがひたひた迫ってくる。死んだもう一人は誰だったのか? 昏睡した子どもはどうなったのか? とか謎が解明されないまま終わる話も多くて不気味さが良かった。お気に入りの短編集になりました。 - 2025年4月6日
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