

しょ
@syoheesukeey
このアカウントでは小説のお気に入りの一節を抜粋して記録したい。
- 2025年3月13日星の王子さまサン=テグジュペリ,アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ,河野万里子かつて読んだ大切なものは、目に見えないんだよ。 大人たちは、数字が好きだ。新しい友達のことを話すと、大人たちは決して肝心なことを尋ねない。『どんな声をしている?どんな遊びが好き?蝶々を集める?』とは決して尋ねない。『何歳?兄弟は何人?体重は?お父さんの収入は?』と尋ねる。そうして初めて、その友達のことを知った気になるんだ! 砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ… もし誰かが何百万もの星の中にたった一つしかない花を愛していたら、その人がそれらの星を見上げるだけで幸せになれる。その人は心の中で、『僕の花はどこかの星にある…』と言うだろう。でも、もし羊がその花を食べてしまったら、その人にとっては、何百万もの星がすべて、いっぺんに消えてしまったのと同じことだろう? そして、もう二度と、ぼくの笑い声を聞くことはないだろう。それは、君にとって、たくさんの小さな鈴が笑っているような音だったのに……
- 2025年3月6日海の見える理髪店荻原浩いい時というのは、長くは続かないから いい時なのでして。 仕事っていうのはつまるところ、人の気持ち を考えることではないかと私は思うのです。 毎日忙しくされているなら成功ですよ。 十何年一緒に暮らしていても、私とあれは鏡の向こうとこちらにいただけだったんですね。きっと。 手を伸ばし合っても、実は逆手だから握手もできない。 お客様、後学のためと思って聞いてください。 無口で大人しい女ほど恐ろしいものはありませんよ。
- 2025年3月5日センス・オブ・ワンダーレイチェル・カーソン,上遠恵子かつて読んだ「センス・オブ・ワンダー」とは「神秘さ」や「不思議さ」に目をみはる感性のこと。この「感性」は、やがて大人になってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対するかわらぬ解毒剤になるのです。」 「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。」 「地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。」
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