センス・オブ・ワンダー

57件の記録
- ゆい奈@tu1_book2025年5月23日読み終わった@ 自宅子どもの視点はおもしろい。散歩へ出かけると、子はしきりに指をさし、「これ、これ」とわたしがおなじものをみるまで言いつづける。なのでわたしもしゃがんでみる。ちいさなアリが一匹。どこにいくのだろうね。ほんの数歩すすみ、再びしゃがみ、指をさす。てんとう虫が一匹。しきりに「てんてんてんてん」という子。絵本で読んだものね。水の音が聞こえては側溝をのぞき、飛行機の音が聞こえれば何度だって空をみる。きょうは雲がかかっていて飛行機がみえないね。子がはじめて月をみつけた日のことを思い出す。あれがお月様だよと子にいいながら涙がでそうになった。こんな美しい日々を、愛おしい日々を、いつまでも覚えていたい。わたしたちは忘れてしまう生き物だけど、忘れたくないと思える日々の真ん中で生きている。 p69『地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。自然がくりかえすリフレインーー夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさーーのなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。』
- it_shine@it_shine2025年5月14日読み終わった自然を慈しむ心が言語化されている。こういうことをしたいと憧れる一方で、その困難もうっすらとわかるような気がしている。でも、挑戦することはやめたくない、諦めたくない。 固有名詞ではないんだと思う。センシティブに感受できるかということ。それを言葉にするときに多少の名詞は必要かもしれないけれど、それは説明であって、表現ではない、表現とは関係ないと思った。
- Gakiki3@shoukomitsuse2025年5月1日オーディブルで聞いたAudible何度も何度も聞いてます。小林聡美さんの声が、訥々と、筆者が伝えたいことを語りかけてくれます。 本も読みましたが、聴くのも良いです。編み物🧶しながら、子育てを振り返ったりしてます。
- しょ@syoheesukeey2025年3月5日かつて読んだ「センス・オブ・ワンダー」とは「神秘さ」や「不思議さ」に目をみはる感性のこと。この「感性」は、やがて大人になってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対するかわらぬ解毒剤になるのです。」 「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。」 「地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。」
- O@oooo2025年2月18日読み終わった虐待事件のルポを二冊読んだ後にこの本を楽しむ心境になれないまま読み終えた。 自然の中をゆったりと過ごすレイチェルと甥。前の二冊の子育てに青ざめる女性たちの顔が、レイチェルが歩く美しい森に浮かんでくる。 森を楽しむ豊かさを人生に持ちたいとレイチェルを遠く感じながら思った。