センス・オブ・ワンダー
88件の記録
夜@butiloveu2025年11月2日買った読み終わった@ 恵文社 一乗寺店「沈黙の春」の著者の遺作。「センスオブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性」について散文詩的な美しさでもって綴られている。 「わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭を悩ませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。」 「いろいろなものの名前を覚えていくことの価値は、どれほど楽しみながら覚えるかによって、まったくちがってくるの私は考えています。もし名前を覚えることで終わりになってしまうのだとしたら、それはあまり意味のあることとは思えません。」
こたか@kotaka2025年10月5日読み終わった新潮文庫版は半分ほどが本編で、残り半分は訳者のあとがきと4名の方による「私のセンス・オブ・ワンダー」となっている。1時間ほどで全部読めると思う。子どもの頃に自然を見つめていたときの視界がやんわりと再現される気がした。


夏の季語@natsunokigo2025年7月19日読み終わった小学校の国語の教科書で読んでいたから子ども向けの本だと思っていたけど、大人になって読み返してみると「大人向けの育児書じゃん」と思った。小学生に読ませてもあまり意味ないのでは?
ゆい奈@tu1_book2025年5月23日読み終わった@ 自宅子どもの視点はおもしろい。散歩へ出かけると、子はしきりに指をさし、「これ、これ」とわたしがおなじものをみるまで言いつづける。なのでわたしもしゃがんでみる。ちいさなアリが一匹。どこにいくのだろうね。ほんの数歩すすみ、再びしゃがみ、指をさす。てんとう虫が一匹。しきりに「てんてんてんてん」という子。絵本で読んだものね。水の音が聞こえては側溝をのぞき、飛行機の音が聞こえれば何度だって空をみる。きょうは雲がかかっていて飛行機がみえないね。子がはじめて月をみつけた日のことを思い出す。あれがお月様だよと子にいいながら涙がでそうになった。こんな美しい日々を、愛おしい日々を、いつまでも覚えていたい。わたしたちは忘れてしまう生き物だけど、忘れたくないと思える日々の真ん中で生きている。 p69『地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。自然がくりかえすリフレインーー夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさーーのなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。』










it_shine@it_shine2025年5月14日読み終わった自然を慈しむ心が言語化されている。こういうことをしたいと憧れる一方で、その困難もうっすらとわかるような気がしている。でも、挑戦することはやめたくない、諦めたくない。 固有名詞ではないんだと思う。センシティブに感受できるかということ。それを言葉にするときに多少の名詞は必要かもしれないけれど、それは説明であって、表現ではない、表現とは関係ないと思った。






いわたかな@iwatakana2025年5月9日読み終わったちょっと素敵な本すぎて、私のセンス・オブ・ワンダー(あるはず)に目を覚ましてほしくなった。頻繁に大自然を感じるのは無理でも、まずは身の回りにあるものをよく感じ、よく見るようにしよう。 こんな素敵な本が残されているなんて、甥のロジャーさんはどんな気持ちだろうか。そして、そんな本が時間も場所も越えて私にまで届くなんて奇跡すぎる。



Gakiki3@shoukomitsuse2025年5月1日オーディブルで聞いたAudible何度も何度も聞いてます。小林聡美さんの声が、訥々と、筆者が伝えたいことを語りかけてくれます。 本も読みましたが、聴くのも良いです。編み物🧶しながら、子育てを振り返ったりしてます。
しょ@syoheesukeey2025年3月5日かつて読んだ「センス・オブ・ワンダー」とは「神秘さ」や「不思議さ」に目をみはる感性のこと。この「感性」は、やがて大人になってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対するかわらぬ解毒剤になるのです。」 「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。」 「地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。」
O@oooo2025年2月18日読み終わった虐待事件のルポを二冊読んだ後にこの本を楽しむ心境になれないまま読み終えた。 自然の中をゆったりと過ごすレイチェルと甥。前の二冊の子育てに青ざめる女性たちの顔が、レイチェルが歩く美しい森に浮かんでくる。 森を楽しむ豊かさを人生に持ちたいとレイチェルを遠く感じながら思った。































































































