翠
@syrup45_45
- 2025年11月17日
灯台へヴァージニア・ウルフ,御輿哲也読み終わった言葉そのものの力強い想像力を感じながらそれに没頭した。ストーリーそのものを楽しむというよりも、ヴァージニア・ウルフの文章に浸ってほしい。そういう小説だったように思う。 - 2025年10月21日
昨日 (ハヤカワ・ノヴェルズ)アゴタ・クリストフ読み終わったかつて読んだ主人公の架空の存在であったリーヌが現実に姿を現し主人公は歓喜し愛を育もうとするが。 故郷と過去を捨てた主人公は書くという行為で自身の心を安寧させる。だがリーヌが現れてから以降、彼女が主人公にとっての全てとなる。そこから物語の歯車があらぬ方向へと進んでいく。 愛と狂気と幻想の物語。傑作。 - 2025年10月12日
TIMELESS(新潮文庫)朝吹真理子読み終わった夢を見ているような淡い小説だった。文体が軽やかで読んでいて朝吹真理子さん自身博識なのかなと思う。 文章がどこに辿り着こうとしているのかわからないが、いつのまにか夢の延長を見て霧のようで、現実に戻されたときに混乱する。そんな小説だった。 不思議な小説だけど、傑作だと思う。 繊細な文体と綺麗な描写だった。 - 2025年10月4日
- 2025年8月19日
ガルシア=マルケス中短篇傑作選ガブリエル・ガルシア=マルケス,野谷文昭読み終わったガルシア=マルケスは長篇「百年の孤独」が有名だが、それを読む前にまずこれらの作品集に手を出すといいかもしれない。 私が特に好きだったのは「大佐に手紙は来ない」でどこかで香ってくるような諦念とユーモアが混じり合った作品であるような気がする。 全体的に読みやすい作品集だと思う。 - 2025年5月23日
AMEBIC (集英社文庫)金原ひとみ読み終わった - 2025年5月19日
旅のない上田岳弘読み終わった買った
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